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東野圭吾さんといえば、2020年現在で小説作品は90作品発表されていますが、そのうち20作品が映画化されているという驚異的な記録を持つ超人気作家さんです。
飛ぶ鳥を落とす勢いという言葉では当てはまらないほど、むしろ「とりあえず全部映像化」ぐらいの勢いですよね(笑)
小説を読まない方でも東野圭吾という名前を知っている人は多いはずです。
今回は、東野圭吾さんの作品の中で映画化されているものを公開順に紹介していきます。
簡単なあらすじと映画版の感想も載せていますので、まだ見ていないという方は参考にしていただければと思います。
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Contents
- 1 【2020年最新版】東野圭吾の映画化された全作品一覧!
- 1.1 秘密/1999年
- 1.2 g@me./2003年
- 1.3 レイクサイド マーダーケース/2005年
- 1.4 変身/2005年
- 1.5 手紙/2006年
- 1.6 容疑者Xの献身/2008年
- 1.7 さまよう刃/2009年
- 1.8 白夜行/2011年
- 1.9 夜明けの街で/2011年
- 1.10 麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜/2012年
- 1.11 プラチナデータ/2013年
- 1.12 真夏の方程式/2013年
- 1.13 天空の蜂/2015年
- 1.14 疾風ロンド/2016年
- 1.15 ナミヤ雑貨店の奇蹟/2017年
- 1.16 祈りの幕が下りる時/2018年
- 1.17 ラプラスの魔女/2018年
- 1.18 人魚の眠る家/2018年
- 1.19 マスカレード・ホテル/2019年
- 1.20 パラレルワールド・ラブストーリー/2019年
- 2 まとめ
【2020年最新版】東野圭吾の映画化された全作品一覧!
東野圭吾さんの作品は海外でも映画化されていますが、今回は国内公開作品のみ(全20品)を紹介します。
秘密/1999年
- 公開日:1999年9月25日
- 配給:東宝
- 監督:滝田洋二郎
- 出演:広末涼子、小林薫
自動車部品メーカーで働く39歳の杉田平介は妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美と暮らしていた。長野の実家に行く妻と娘を乗せたスキーバスが崖から転落してしまう。 妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。 その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。 外見は小学生ながら今までどおり家事をこなす妻は、やがて藻奈美の代わりに 新しい人生を送りたいと決意し、私立中学を受験、その後は医学部を目指して共学の高校を受験する。年頃になった彼女の周囲には男性の影がちらつき、 平介は妻であって娘でもある彼女への関係に苦しむようになる。
引用:Amazon
g@me./2003年
- 公開日:2003年11月8日
- 配給:東宝
- 監督:井坂聡
- 出演:藤木直人、仲間由紀恵
- 原作:ゲームの名は誘拐
引用:Amazon
レイクサイド マーダーケース/2005年
- 公開日:2005年1月22日
- 配給:東宝
- 監督:青山真治
- 出演:役所広司、薬師丸ひろ子
- 原作:レイクサイド
引用:Amazon
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変身/2005年
- 公開日:2005年11月19日
- 配給:日本出版販売
- 監督:佐野智樹
- 出演:玉木宏、蒼井優
脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。
引用:Amazon
手紙/2006年
- 公開日:2006年11月3日
- 配給:ギャガ・コミュニケーションズ
- 監督:生野慈朗
- 出演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ
弟の大学進学のための金がほしくて、剛志は空き巣に入り、強盗殺人の罪を犯してしまう。
服役中の剛志から直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く。
しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる。
ある職場で疑いをかけられ、倉庫に異動させられた直貴のもとに現れた男性は、「差別はね、当然なんだよ」と静かに言うのだった――。
年月が流れ、家族を持った直貴は、ついにある決意をする。
人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。
引用:Amazon
~映画版の感想~
原作と映画では登場人物の設定や演出などかなり変わっている部分があるのですが、それ自体はさほど違和感はなく「こういうのもアリだな」と思えました。
ただ、この作品の本質の部分である「加害者家族の苦悩」という点においては、やはり時間制限のある映画では表現しきれなかったように思います。
原作との一番の違いはエンディングシーンですが、こちらは映画版の演出が私は好きです。
全体的には、原作の世界観を裏切らない作品になっていると思います。
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容疑者Xの献身/2008年
- 公開日:2008年10月4日
- 配給:東宝
- 監督:西谷弘
- 出演:福山雅治、堤真一、松雪泰子
原作のあらすじ天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
引用:Amazon
~映画版の感想~
この作品は傑作と言えると思います。
とにかく堤真一さんの演技が素晴らしい。
石神の暗く陰気な雰囲気が本当に上手いのと、何より圧巻なのはラストの慟哭シーンです。
石神の立場に共感することができないにも関わらず、思わず感情移入してもらい泣きしてしまいました。
原作の世界観を一切崩すことなく素晴らしい映画になっていると思います。
さまよう刃/2009年
- 公開日:2009年10月10日
- 配給:東映
- 監督:益子昌一
- 主演:寺尾聰
原作のあらすじ長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える―。重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。
引用:Amazon
白夜行/2011年
- 公開日:2011年1月29日
- 配給:ギャガ・コミュニケーションズ
- 監督:深川栄洋
- 主演:堀北真希、高良健吾
原作のあらすじ1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々と浮かぶが、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い目をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別の道を歩んでいく。二人の周囲に見え隠れする、いくつもの恐るべき犯罪。だが、証拠は何もない。そして19年……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。
引用:Amazon
~映画版の感想~
先にドラマ版が放送され、綾瀬はるか&山田孝之のイメージがついている状態で見てしまったことも大きかったかもしれませんが、それにしても堀北真希の悪女感、迫力不足が否めないと感じました。
そして何より、原作は800ページ越えの大作ですから、それを2時間半程度でまとめるのは無理があったと言わざるを得ません。
ちょっと残念だったかなぁという印象です。
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夜明けの街で/2011年
- 公開日:2011年10月8日
- 配給:角川映画
- 監督:若松節朗
- 出演:岸谷五朗、深田恭子
原作のあらすじ不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。ところが僕はその台詞を自分に対して発しなければならなくなる―。建設会社に勤める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。2人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。彼女は真犯人なのか?渡部の心は揺れ動く。まもなく事件は時効を迎えようとしていた…。
引用:Amazon
麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜/2012年
- 公開日:2012年1月28日
- 配給:東宝
- 監督:土井裕泰
- 主演:阿部寛
- 原作:麒麟の翼
原作のあらすじ「私たち、お父さんのこと何も知らない」。胸を刺された男性が日本橋の上で息絶えた。瀕死の状態でそこまで移動した理由を探る加賀恭一郎は、被害者が「七福神巡り」をしていたことを突き止める。家族はその目的に心当たりがない。だが刑事の一言で、ある人物の心に変化が生まれる。父の命懸けの決意とは。
引用:Amazon
プラチナデータ/2013年
- 公開日:2013年3月16日
- 配給:東宝
- 監督:大友啓史
- 主演:二宮和也、豊川悦司
原作のあらすじ犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世に存在しないのか?時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は…「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。犯人は、神楽自身であることを示していた―。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、DNAが解決する。
引用:Amazon
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真夏の方程式/2013年
- 2013年6月29日
- 配給:東宝
- 監督:西谷弘
- 主演:福山雅治
原作のあらすじ夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは―。
引用:Amazon
天空の蜂/2015年
- 公開日:2015年9月12日
- 配給:松竹
- 監督:堤幸彦
- 主演:江口洋介
原作のあらすじ奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき……。
引用:Amazon
疾風ロンド/2016年
- 公開日:2016年11月26日
- 配給:東映
- 監督:吉田照幸
- 主演:阿部寛
原作のあらすじ大学の研究所から強力な生物兵器「K‐55」が盗み出された。大学を脅迫してきた犯人は、なんと直後に事故死してしまう。上司に生物兵器の回収を命じられた中年研究員は犯人が遺したテディベアの写真だけを手掛かりに、息子と共に里沢温泉スキー場に向かった―。ゲレンデを舞台に二転三転する事件の行方は!?ラスト1ページまで気が抜けない娯楽快作!
引用:Amazon
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ナミヤ雑貨店の奇蹟/2017年
- 公開日:2017年9月23日
- 配給:KADOKAWA / 松竹
- 監督:廣木隆一
- 主演:山田涼介
原作のあらすじ夢をとるか、愛をとるか。現実をとるか、理想をとるか。人情をとるか、道理をとるか。家族をとるか、将来をとるか。野望をとるか、幸せをとるか。あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は…。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。
引用:Amazon
祈りの幕が下りる時/2018年
- 公開日:2018年1月27日
- 配給:東宝
- 監督:福澤克雄
- 主演:阿部寛
原作のあらすじ明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。
引用:Amazon
ラプラスの魔女/2018年
- 公開日:2018年5月4日
- 配給:東宝
- 監督:三池崇史
- 主演:櫻井翔、広瀬すず
原作のあらすじある地方の温泉地で硫化水素中毒による死亡事故が発生した。地球化学の研究者・青江が警察の依頼で事故現場に赴くと若い女の姿があった。彼女はひとりの青年の行方を追っているようだった。2か月後、遠く離れた別の温泉地でも同じような中毒事故が起こる。ふたりの被害者に共通点はあるのか。調査のため青江が現地を訪れると、またも例の彼女がそこにいた。困惑する青江の前で、彼女は次々と不思議な“力”を発揮し始める。
引用:Amazon
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人魚の眠る家/2018年
- 公開日:2018年11月16日
- 配給:松竹
- 監督:堤幸彦
- 主演:篠原涼子
原作のあらすじ「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。娘がプールで溺れた―。病院で彼等を待っていたのは、“おそらく脳死”という残酷な現実。一旦は受け入れた二人だったが、娘との別れの直前に翻意。医師も驚く方法で娘との生活を続けることを決意する。狂気とも言える薫子の愛に周囲は翻弄されていく。
引用:Amazon
マスカレード・ホテル/2019年
- 公開日:2019年1月18日
- 配給:東宝
- 監督:鈴木雅之
- 主演:木村拓哉、長澤まさみ
原作のあらすじ都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?いま幕が開く傑作新シリーズ。
引用:Amazon
~映画版の感想~
新田浩介は30代半ばの若い刑事というイメージだったので、キムタクが年齢的に違和感があり、どういう設定として受け入れたら良いのかがわかりませんでした。
あくまでも若手刑事ということで行くならやはりちょっと無理があるし、キムタクの実年齢に近い設定ならば行動に落ち着きがなさすぎる点、終始キムタク感がぬぐえなかった点が私は気になりました。
ストーリーは原作に忠実ですし、長澤まさみさん演じる山岸はイメージピッタリでした。
原作を読んだ時にホテルの大変さ、スタッフの意識の高さに驚きましたが、それらが映像で見られてとても楽しめました。
パラレルワールド・ラブストーリー/2019年
- 公開日:2019年5月31日
- 配給:松竹
- 監督:森義隆
- 主演:玉森裕太
原作のあらすじ親友の恋人は、かつて自分が一目惚れした女性だった。嫉妬に苦しむ敦賀崇史。ところがある日の朝、目を覚ますと、彼女は自分の恋人として隣にいた。混乱する崇史。どちらが現実なのか? ――存在する二つの「世界」と、消えない二つの「記憶」。交わることのない世界の中で、恋と友情は翻弄されていく。
引用:Amazon
~映画版の感想~
映画化まで20年以上もかかったパラレルワールド・ラブストーリーですが、このややこしいストーリーをどのように映像で表現するのか興味深々でした。
現実とパラレルワールドを行ったり来たりするわけですが、原作を読んでいなくてもちゃんと理解できるように作られていました。
ただ、映画としてはやや地味で、ドキドキハラハラ感などはほとんどありません。
染谷将太さんの演技が素晴らしかったという印象です。
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まとめ
今回は、東野圭吾さんの小説作品のうち、映画化されている作品(全20作品)について公開順に紹介しました。
天空の蜂などは映像化不可能ではないかと個人的には思っていたのですが、原作のスケール感がそのまま作品になっていて、ストーリーを知っていてもドキドキしました。
こういった「映画版すごく見たいけど、映像化難しいだろうなぁ」という作品、東野圭吾さんの作品には他にもいろいろありますよね。
私はその筆頭が『パラドックス13』なのですが、みなさんはいかがでしょうか。
また、加賀恭一郎シリーズなどはドラマも映画もたくさんありますが、まだ映像化されていない作品もありますので、今後の公開が楽しみですよね!
キャストを想像してみるのも楽しいですよ!
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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