【貴志祐介】全作品一覧まとめ!簡単なあらすじ感想も紹介

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貴志祐介さんの作品を読むたびに「天才か!?」と思うのですが、同じように思う方は私だけではないはず。

 

貴志祐介さんの作品は作風が一定ではないというか、「いつものパターン」みたいなのが全くないように思います。

背筋が凍るほどの正統派ホラーから、密室謎解きシリーズもの、「新世界」に代表されるようなSFものなど、本当に幅広いジャンルの作品があります。

 

今回は、そんな貴志祐介さんの全作品を簡単なあらすじ感想とともに刊行順に紹介します。

次に読む作品の参考にしていただければと思います。

【貴志祐介】映画化・ドラマ化された作品一覧!小説との違いや感想も紹介!

2020.08.29

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【2020年最新版】貴志祐介の全作品一覧まとめ!

貴志祐介さんはビジネス書やエッセイなども出版されていますが、今回は小説の全作品を紹介します。

十三番目の人格 ISOLA/1996年

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あらすじ賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす由香里。だがやがて、十三番目の人格〈ISOLA〉の出現に、彼女は身も凍る思いがした。

引用:Amazon

 

黒い家/1997年

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あらすじ生命保険会社で働く若槻は、ある日一人の顧客から呼び出され家に向かう。

そこで子供の首つり死体を発見。自殺と処理されるが、現場を見た若槻は保護者による保険金殺害だと確信し、独自に調査を始める。

当初明らかに怪しいと睨んでいた父親は、実は妻に操られており、本当に恐ろしいのは妻だと気づいた時には若槻はすでに完全にターゲットになっていた。

信じられないような恐怖の連続の中、若槻は自分と大切な人を守れるのか?

感想

一言でいうと、とにかく怖い。怖すぎる。

人間の恐ろしさを描かせたら貴志祐介さんの右に出るものはいないのではないかと思います。

この女のような人物がもし自分の近くにいたら、どこかで恨みを買って狙われたら、と思うともう外を歩けない…と思うほど恐ろしかったです。

本格ホラーが好きな方にはオススメです。

 

天使の囀り/1998年

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あらすじ北島早苗は、終末期医療に携わる精神科医。恋人の高梨は、病的な死恐怖症(タナトフォビア)だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンでいったい何が起きたのか? 高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか? 前人未踏の恐怖が、あなたを襲う。

引用:Amazon

 

クリムゾンの迷宮/1999年

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あらすじ藤木芳彦は、この世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが覆っている。ここはどこなんだ? 傍らに置かれた携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された……」それは、血で血を洗う凄惨なゼロサム・ゲームの始まりだった。

引用:Amazon

 

青の炎/1999年

あらすじ高校生の櫛森修一は大変優秀な学生だったが、家庭に問題を抱えていた。

母親の元夫(修一の父親ではない)が突然押しかけてきて居座るようになり、母親だけでなく妹にまで手を出そうとしていた。

びくびくしながら過ごす毎日に、誰も助けてくれない現実を突きつけられ、修一は自ら手を下すことを決意する。

徹底した事前準備から完全犯罪を目指し決行するが、小さな綻びと精神的なストレスから修一は徐々に追い詰められていく。

修一の孤独な闘いの終着点はどこに…?

感想

頭脳明晰、将来有望な高校生の修一が、母親の元夫の殺害を計画するところから、階段を転げ落ちるように人生が傾いていく様が読んでいて切なく苦しくなります。

終始修一目線で語られるので、読者はつい修一側の感情になって読んでしまいますが、誰か止めてやれる人間はいないのか?その一線を越えてしまってはいけない!と思いながらもページをめくる手を止められません。

ラストは予想以上に衝撃で、いろいろと考えさせられる作品でしたが、貴志祐介さんのSF作品を先に読んだ私としてはあまりのテイストの違い、少年の繊細な心理描写に驚かされました。

 

硝子のハンマー/2004年

あらすじビルの最上階で会社経営者が殺害されたが、第一容疑者はアリバイがあり犯行は不可能。

動機のない専務が犯人として逮捕され、専務の弁護士となった青砥純子からの依頼で榎本が密室の謎に挑む。

防犯ショップ経営者の榎本は、元泥棒の知識と経験を活かし、突破困難と思われた密室の謎を解いていく。

防犯探偵・榎本シリーズの1作目。

感想

めずらしいタイプの構成だと思いました。まず事件が起こり、前半は謎解きが延々と続き、ようやく解決かと思ったところで犯人目線のストーリーが幼少期にさかのぼって始まります。

なるほど、そうなってつながっていくのかと納得は行きましたが、あまりにもトリックが専門的かつマニアックな印象を受け、説明を読んでも想像がつかないような状況は多々ありました。

元泥棒、つまり犯罪者の榎本と弁護士の青砥純子がこの後恋愛関係に発展していくのか?という点も期待できる作品でした。

 

新世界より/2008年

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あらすじ1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。

引用:Amazon

感想
私は貴志祐介作品をこの「新世界より」でデビューしたのですが、あまりにも独特な世界観に最初はついていけませんでした。ですが、気づくと上・中・下と読み進めていて、不思議な貴志ワールドにどっぷりつかっていました。

SFなんだけど、もしかしたら1000年後にこんなことになっているかもしれないと思わされるような物語。

貴志祐介の真骨頂といえる作品だと思います。

 

狐火の家/2008年

あらすじ長野県の旧家で、中学3年の長女が殺害されるという事件が発生。突き飛ばされて柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたのが死因と思われた。現場は、築100年は経つ古い日本家屋。玄関は内側から鍵がかけられ、完全な密室状態。第一発見者の父が容疑者となるが……(「狐火の家」)。表題作ほか計4編を収録。防犯コンサルタント(本職は泥棒?)榎本と、美人弁護士・純子のコンビが究極の密室トリックに挑む、防犯探偵シリーズ、第2弾!

引用:Amazon

 

悪の教典/2010年

あらすじ晨光(しんこう)学院町田高校の英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAをも虜にしていた。しかし彼は、邪魔者は躊躇なく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。学校という性善説に基づくシステムにサイコパスが紛れこんだとき──。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー傑作。

引用:Amazon

 

ダークゾーン/2011年

あらすじ暗闇の中、赤い怪物として目覚めたプロ棋士を目指す塚田は、「青の軍勢」と戦えと突然命じられる。周囲には、やはり怪物と化した恋人や友人たちが、塚田が王将(キング)となった「赤の軍勢」の駒として転生していた。将棋のようなルールのもと、特殊能力を駆使し、知恵と駆け引きで敵の王将を狙う「赤VS青」、異形同士の七番勝負が始まった。異次元空間(ダークゾーン)で繰り広げられる壮絶な“対局”の行方は? そして、この戦いの本当に意味とは? 慟哭の真実が待ち受ける衝撃のゲームバトルが始まる!

引用:Amazon

 

鍵のかかった部屋/2011年

あらすじ元・空き巣狙いの会田は、甥が練炭自殺をしたらしい瞬間に偶然居合わせる。ドアにはサムターン錠がかかったうえ目張りまでされ、完全な密室状態。だが防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、これは計画的な殺人ではないかと疑う(「鍵のかかった部屋」)。ほか、欠陥住宅の密室、舞台本番中の密室など、驚天動地の密室トリック4連発。あなたはこの密室を解き明かせるか!? 防犯探偵・榎本シリーズ、第3弾!

引用:Amazon

 

雀蜂/2013年

あらすじスズメバチアレルギーを持っている小説家の安斎は、仕事場にしている雪山の山荘で突如スズメバチの群れに襲われる。

状況を考えると、妻の夢子が自分を事故に見せかけて殺害しようとしているとしか思えない。

安斎とスズメバチとの闘いが繰り広げられる中、ラストに待ち受ける衝撃的な真実とは!?

感想

スズメバチの生態を生かしたストーリー展開ですが、予想外のラストにもう一度最初から読み返したくなりました。

人間の底知れぬ恐怖などを描く作品が多い貴志さんには珍しく、敵がスズメバチなので最後のオチはどうなるのかなと思っていましたが、まさかまさかのラストで面白かったです。

 

ミステリークロック/2017年

あらすじ犯人を白日のもとにさらすために――防犯探偵・榎本と犯人たちとの頭脳戦。

様々な種類の時計が時を刻む晩餐会。主催者の女流作家の怪死は、「完璧な事故」で終わるはずだった。そう、居あわせた榎本径が、異議をとなえなければ……。表題作ほか、斜め上を行くトリックに彩られた4つの事件。

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罪人の選択/2020年

あらすじ「夜の記憶」――『十三番目の人格‐ISOLA‐』『黒い家』で本格デビュー前に書かれた貴重な一編。水生生物の「彼」は、暗黒の海の中で目覚め、「町」を目指す。一方三島暁と織女の夫婦は、南の島のバカンスで太陽系脱出前の最後の時を過ごす。二つの物語が交錯するとき、貴志祐介ワールドの原風景が立ち上がる。
「呪文」――『新世界より』刊行直後の発表。文化調査で派遣された金城は、植民惑星『まほろば』に降り立った。目的は、この惑星で存在が疑われる諸悪根源神信仰を調べるためだ。これは、集団自殺や大事故などを引き起こす危険な信仰で、もしその存在が認められたら、住民は抹殺される。金城は『まほろば』の住民を救おうとするが……。
「罪人の選択」――1946年8月21日、磯部武雄は佐久間茂に殺されようとしていた。佐久間が戦争に行っている間に、磯部が佐久間の妻を寝取ったからだ。磯部の前に出されたのは一升瓶と缶詰。一方には猛毒が入っている。もしどちらかを口にして生き延びられたら磯部は許されるという。果たして正解は?
「赤い雨」――新参生物、チミドロによって地球は赤く蹂躙された。チミドロの胞子を含む赤い雨が世界各地に降り注ぎ、生物は絶滅の危機にあった。選ばれた人間だけが入れるドームに、成績優秀のためスラムから這い上がった橘瑞樹は、不可能と言われた未知の病気RAINの治療法を探る。

引用:Amazon

 

我々は、みな孤独である/2020年

あらすじ探偵・茶畑徹朗(ちゃばたけ・てつろう)の元にもたらされた、
「前世で自分を殺した犯人を捜してほしい」という不可思議な依頼。
前世など存在しないと考える茶畑と助手の毬子だったが、
調査を進めるにつれ、次第に自分たちの前世が鮮明な記憶として蘇るようになる。
果たして犯人の正体を暴くことはできるのか? 誰もが抱える人生の孤独――死よりも恐ろしいものは何ですか。
鬼才がいま描く、死生観とは。著者7年ぶり熱望の傑作長篇。

引用:Amazon

 

貴志祐介作品を読むならKindle unlimitedがオススメ

小説を読む方法はいろいろありますが、その中で私がオススメするのはKindle unlimitedです。

 

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貴志祐介作品ももちろん対象作品になっています。

私はこのkindle unlimitedの読み放題サービスで、貴志祐介作品を9作品読みました!

 

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2020.05.26

 

※2020年8月20日時点では、貴志祐介作品では以下の6作品が対象作品になっていますが、これらは定期的に更新されますので最新情報は公式HPをご確認ください。

  • 十三番目の人格 ISOLA
  • 雀蜂
  • ダークゾーン 上下
  • 硝子のハンマー
  • 狐火の家
  • 鍵のかかった部屋

 

このうち1~2作品を読めばもう月額料金の元は取れてしまいますよね。

これ以外にも、「え、このベストセラーが!?」という作品が対象になっていることも多々ありますので、本が好きな方には本当にオススメなサービスです!

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まとめ

今回は、貴志祐介さんの全作品を刊行順に紹介しました。

 

毎回読み始めたら止まらなくなって、個人的にはかなり好きな作家さんの一人なのですが、新作があまり出ないのが残念なのですよね。

 

貴志祐介さんの作品は本当に同一人物が書いたのかと思わされるほど多岐にわたっていますので、多少の好みはあるかもしれないなと思います。

 

「新世界」や「天使の囀り」などを先に読んでその世界観が好きだという方には、密室シリーズなどはあまりにテイストが違って驚かれるかもしれませんし、その逆もまたしかりです。

 

未読の作品がある方はぜひあらすじを参考に、新しい作品も読んでみていただけたらと思います。

 

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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