【青の炎】小説のあらすじネタバレ!ラストに衝撃の結末もあり!貴志祐介

青の炎の表紙画像

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貴志祐介さんの『青の炎』

 

これはもう、なんというか。

なんと悲しく、辛く、苦しい作品だろうかと思います。

 

読み手として「そうはなって欲しくない」と思う方向にどんどん進んで行ってしまい、読んでいることすら苦しくなるのに、それでも読むのをやめられないという(/ω\)

 

正直、読んでてしんどくなる作品です。

でも、小説としてはめちゃくちゃ面白いのは事実です。

 

今回は貴志祐介さんの『青の炎』について、

  • あらすじをネタバレ
  • 感想や口コミ

 

を紹介していきます。

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青の炎の簡単なあらすじ

高校生の櫛森秀一は、母親と妹の3人で仲睦まじく暮らしていた。

その生活が一変したのは、母の元再婚相手の曾根が自宅に転がり込んで居座るようになってからだった。

自分たちの生活を脅かす曾根の存在に強い殺意を覚えるようになった秀一は、曾根の殺害を計画する。

しかし、母と妹を守るためにもそれは完全犯罪でなくてはならなかった。

周到に準備を進め、いよいよ決行の時を迎えるが….

 

普通の高校生だった秀一が、曾根の存在をきっかけに一歩、また一歩と道を踏み外していくさまを描いた衝撃の作品。

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青の炎の詳しいあらすじとネタバレ

ここからはネタバレを含む詳しいあらすじを紹介していきますので、未読の方は注意してくださいね。

 

曾根という男

高校生の櫛森秀一は大変優秀な学生だったが、家庭内に問題を抱えていた。

 

問題は秀一の母親の元夫で、曾根という男だった。

秀一の父親は幼い頃に事故死しており、その後母親が再婚したのがこの男で、二人の離婚は成立していたが、少し前にふらりとやってきて居座るようになってしまったのだ。

 

 

常に酒に酔っており、母親に酒と金銭を要求するこの男のせいで、自分たちは常にビクビクと生活しなければならなくなり、秀一はこの男を本気で殺したいと思うようになっていた。

 

 

しかし、真正面から向かって行っても勝てないという体格の差以上に、あんな男のために罪を負いたくないという気持ちや、母親と妹を犯罪者の家族にしたくないという気持ちもあり、やるなら完全犯罪でやるしかないという気持ちになっていた。

 

ある日、秀一は弁護士事務所を訪れた。

この弁護士は母親が曾根と別れる時に世話になった人で、曾根のことをよく知っているからこそ的確な相談相手として秀一は選んだのだが、結果返ってきた答えは、「家の名義人である母親が訴えを起こせば法的に追い出すことは可能」というものだった。

しかし、母には追い出そうとする気配がなく、秀一はやきもきしていた。

この時、完全犯罪をたくらむなどという考えをどうにか回避できなかったものか(>_<)一読者として、物語の中に入って行って秀一を説得したいわ。

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完全犯罪の準備

秀一は車3台は入る大きなガレージを改造し、自室とは別に自分だけの秘密基地のような場所を持っていた。

ここにあるパソコンを使って色々なアンダーグラウンドなサイトを探し回り、表に出ずに薬物を購入できるようなサイトを見つけ出した。

さらに、購入した記録を残さないようにするため、私書箱を開設し、自宅に届かないようにもした。

 

秀一は、休前日のみ深夜にコンビニでバイトをしていたのだが、ある日のバイト中、同級生の石岡がやってきた。 

石岡の用件は「ナイフを返して欲しい」ということだった。

 

石岡は小・中・高の幼馴染だが、家庭環境に恵まれず、ある時、親を刺し殺す計画を練って殺傷性の高いナイフを持ち歩いていたことがあった。

秀一は、それを回避するために石岡からナイフを取り上げたのだった。

まだギラギラした目をしている石岡を見て秀一が「ナイフは返さない」と言うと、石岡は手元にあった商品を投げつけて帰って行った。

この時はまだ、石岡が重要な役どころとなってくるとは思いもよらず。なぜ来たんだ石岡!と思わずにはいられない。

 

妹の遥香と曾根

ある日の夕方、妹の遥香が廊下で曾根と鉢合わせてしまった。

遥香は恐怖のあまり立ちすくんでいたが、曾根の声が聞こえた瞬間、秀一は廊下に飛び出した。

無意識だったが飛び出したとき手には金属バットを持っており、それが曾根を刺激してしまう。

 

綿密な計画を立てているにも関わらずここで金属バットで殴って殺してしまうのか、ということも一瞬頭をよぎったが、一触触発の張り詰めた空気の中、母親が帰宅し間に入って事なきを得た。 

 

先日の弁護士が自宅にやってきた。

曾根を追い出す訴えを起こせるのは母親だけなので、その母親を説得してもらうためだ。

 

子供たち2人がいない日程を選んで弁護士を招き入れた母親だったが、実は秀一は出かけるふりをしてガレージに隠れており、リビングに前もって仕掛けておいた盗聴器で大人たちの会話を聞いていた。

 

弁護士は在宅中の曾根にも会ったが、全く話にならず、あっという間に部屋に引きこもってしまった。

そして弁護士と母親の二人になった時の会話で、秀一は「遥香の実の父親が曾根である」という事実を知る。

 

弁護士が帰ってしばらくしてから、秀一は今帰ってきたかのように自宅に戻ったのだが、そこで見たのは曾根に犯されている母親の姿だった。

この衝撃で、秀一は曾根の殺害を改めて決意することになる。

盗聴器を仕掛けて余計な事実を知ってしまったり、見なくて良いものを見てしまったり、自分で自分の首を絞めているように思えて読んでいて辛い。

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殺害方法を考える

秀一はゴールデンウイーク中に殺害計画を完成させる予定でいた。

  • 大人のふりをして借りた私書箱の中身を確認しに行き、薬を受け取る
  • 大型書店に行き、法医学関連の医学書を買い漁る
  • ガレージに引きこもって医学書を徹底的に読み込む
  • 手に入れた薬を試験的に曾根に投与してみる

 

これらを連休中に行った。

 

秀一がアングラサイトで購入した薬物はシアナマイドで、嫌酒薬と言われるものだった。

これを飲むと強烈な二日酔いに襲われたような状態になり、本来はアルコール依存症の治療を目的に使われる薬だった。

 

秀一は殺害方法についてあらゆる可能性を考えたが、考えては壁にぶち当たり、また考えては壁にぶち当たる、そのことの繰り返しだった 。

 

秀一は進学校に通っており、成績を維持するために日頃から勉強にも力を入れていた。

曾根の殺害計画の合間には真面目に勉強もしていたが、物理を学習している時、熱伝導の公式を見て、感電死という可能性に思い至った。

 

これにも問題はあったが、この問題さえクリアすれば感電死させることが一番良い方法ではないかと秀一は結論付けていた。

この計画を「ブリッツ」と名付けた。

計画名をつけたりしているあたりが、ゲーム感覚のような気もする。頭がいいからこそ、いかにして完璧にやるかを考える自分に酔っているような雰囲気も。

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ブリッツの最終準備

秀一はクラスメイトのゲイツ(あだ名)に高級焼酎を注文していた。

ゲイツの家は酒屋で、本来未成年である高校生が買えないような酒をこっそり同級生達にまわして小遣い稼ぎをしているやつだった。

この高級焼酎は、曾根に確実に酒を飲ませるために高級カラスミと合わせて購入したものだった。

 

さらに、ブリッツが実際にうまくいくかどうかを事前に実験するために、鶏肉やゼリーの素、牛のレバーなども購入した。

大量に購入した医学書は、証拠隠滅のためにすべて焼却処分し、シアナマイドを使った事前実験では、見事に曾根は泥酔状態に陥ることも確認した。

 

ただ一点、通電するとどうしても皮膚表面に火傷のあとが残ってしまうことが唯一の問題点だったのだが、これも授業中の閃きから解決法を導き出し、ついにブリッツは完成に至る。

 

ゴールデンウィークが明けて1日登校し、再び土曜日となったこの日は、秀一は朝から買い出しに出かけた。

  • 秋葉原の電気店街で電気コードやスイッチ
  • 血圧計
  • 鍼灸に関する書籍
  • 鍼治療用の使い捨て鍼

 

この鍼灸用の針を使うことこそが、皮膚表面に残ってしまう火傷の問題を解決する方法だった。

 

秀一にはこの土日でもう一つやっておかなければならないことがあった。

アリバイ作りのための油絵製作だった。

この計画のためにかなりの資金を投入しているね。こんなことに使わず、青春を謳歌してくれ~(>_<)

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ブリッツ決行

連休明け、ついに決行の日。

秀一はいつも愛用のロードレーサーで登校していたが、この日は学校近くまでロードレーサーで行き、そこから徒歩で登校し、さも電車と徒歩で来たかのように見せかけ、他の生徒に混じって登校した。

3時間目までは授業に比較的集中できたのだが、隣の席の紀子だけは秀一の様子がおかしいと感じており、その鋭さに秀一はヒヤリとした。

 

次は美術の授業だった。

美術の担当教諭は、時間内にやるべきことさえやれば後は何も言わない主義で、それを利用し秀一は外で書いてくると言って油絵の道具を持ち、驚く紀子を横目に教室から堂々と出て行った。

そして学校裏手のクラブハウスに隠してあったロードレース用の服に着替え、近くに停めてあったロードレーサーに乗って自宅に向かった。

綿密な時間計算を前もってしており、予定通り15分で家に帰り着くことができた。

 

曾根は計画通り泥酔状態で寝込んでおり、餌として用意していた高級焼酎もカラスミもすっかり空になっていた。

 

緊張で吐きそうになる中、予定通り鍼を打って電流を流し、曾根は絶命した。

秀一のブリッツは成功したのだ。

 

秀一は急いで道具を片付けて自宅を後にし、再び今来た道をロードレーサーにまたがって学校に向けて走った。

途中の海岸で、砂の中に殺害に使用した道具一式を袋ごと埋めた。

これを持って学校に戻るわけにはいかないからだ。

 

そして朝と同じように学校近くにロードレーサーを停め、歩いて学校に戻り制服に着替え、油絵の道具を持って美術室に何食わぬ顔をして戻った。

外で油絵を描いていたことの証明のために、進行度の違う絵を事前に用意してあったが、教室に戻った時に紀子に些細な点を指摘され再び秀一はドキッとする。

終始一貫して秀一目線で書かれているため、殺人を犯すという到底共感できない状況においても、読んでいるとドキドキしてどうしようもない場面でした。

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第一発見者として通報

秀一は夕方自分が第一発見者になるべく自宅に戻った。

母親と妹にそのような役目はさせられないからだ。

 

通報してしばらくして刑事がやってくると、秀一も話を聞かれることになった。

余計なことを言わないように慎重に言葉を選んで受け答えをしている時、曾根の部屋を捜索している刑事が血圧計を持って現れた。

なんと、腕に巻いた血圧計を回収せずそのままにしてしまっていたことを、秀一はこの時初めて知った。

血圧計に残っている最後の記録が死亡推定時刻と一致することなどを刑事から指摘され、秀一はひやひやものだったがどうにか乗り切った。

 

このあと曾根の遺体が司法解剖に回されるということを聞いて、秀一は気が気ではなく食欲も全くなかった。

次の日学校を休んだ秀一は、アリバイ工作のために準備した2枚のキャンバスの不自然な部分を修正しようとしたが、この時もまた凡ミスをしてしまい、これが後々紀子の不信感をさらに誘ってしまうことになる。

 

秀一はその日も一日中、いつ警察がやってくるのかとビクビクして過ごすことになり、この精神状態が続くならば自分は持たないかもしれないと思うようになっていた。

はぁぁぁ(*´Д`)もう読んでいて辛いのよぉ。殺せば終わる、楽になれる、そう思っていたのに違ったという現実がリアルすぎる。

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あるはずのものが無くなる

曾根の計画殺人から一週間後、中間試験が始まった。

 

自分としては勉強も怠らずにやっていたつもりだったし、曾根の殺害に対して後悔はしていなかったはずだったのに、いざ蓋を開けてみると信じられないようなケアレスミスを連発しており結果は散々だった。

 

試験後、秀一は浜辺の砂の中に隠しておいた殺害道具を取りに行った。

すると、そこにあるはずの道具一式がなくなっていた。

周辺の様子は何ら変わらず、秀一の道具だけが無くなったいるという事実をどう解釈すれば良いものか。

誰かに見られたのかもしれない、掘り返されたのかもしれない、そう考えることにより、秀一はさらに精神的に追い込まれていくことになる。

 

それからも、眠っている時だけが解放される時間で、起きている時はずっと苦しく、辛い。

この先どんなに楽しいことがあっても、自分は人殺しだという事実に向き合う、これを死ぬその日までずっと抱えて行くのだろう、人を殺すとはこういうことなのだと痛感する。

 

ブリッツ決行から一か月が過ぎた頃、秀一は石岡を見かけ、声をかけた。

すると石岡は思いもかけないことを言い出した。

実は、砂浜に隠したはずの殺害道具一式を持っているのは石岡だという。

 

  • 美術の時間に学校を抜け出してロードレーサーで家に向かったこと
  • 何らかの用事で自宅に戻ったこと
  • しばらくして学校に戻ったが、途中で砂浜に何かを埋めたこと

これら一連の流れを石岡に目撃されていたのだ。

 

その後石岡は秀一が埋めたものを掘り起こしたが、出てきたものが何を意味するのかその時はわからなかった。

それが、今日になって秀一の家で人が亡くなったことを知り、すべてがつながった、つまり秀一が義父を殺害したと結論付けたのだという。

石岡の目的は、金だった。

 

秀一は、心の中で大汗をかきながらも努めて冷静に、金を払うから一週間待ってくれと言った。

秀一目線で書かれているこの作品を読んでいると、彼はつくづく冷静で頭の良い青年だと思う。本当にもったいない。

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計画名「スティンガー」

石岡にバレてしまった以上、もう石岡をも殺すかないと秀一は結論付ける。

石岡を喫茶店に呼び出し、金を手に入れる方法として、自分のバイト先に強盗に入ることを提案する。

秀一の言葉巧みな誘導により石岡はその気になり、秀一は具体的な行動を指示するが、本当の狙いは「強盗ともみ合った結果、強盗が持っていたナイフが刺さって死んだ」というストーリーにするつもりでいた。

 

前回の曾根以上に、秀一は恐怖と迷いでどうにかなりそうだったが、やらなければ自分の犯罪がバレてしまうという追いつめられた状況で、ついに当日を迎える。

石岡は指示した時間にコンビニにやってきて、もみ合うふりをして倒れこんだところで秀一は用意しておいたナイフで石岡を殺害した。

 

防犯カメラの死角や解像度などもすべて計算に入れた上での計画は、寸分のミスもないように思われた。

そして警察に通報し、やってきたのは、曾根の時にも秀一に事情を聞いた刑事だった。

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破滅へ

短い期間に2度も身近なところで人が亡くなったことで、警察は秀一のことを疑い始めた。

さらに、表向き秀一は強盗の被害者であるにも関わらず、相手が同級生であったことや、学校にも警察が事情聴取に訪れたことから秀一は学校中から一気に距離を置かれる存在となる。

 

そんな中、秀一のことをずっと気にかけて声をかけ続けてきた紀子の気持ちに甘えてしまい、彼女のことを抱いてしまう。

絶望の底にいた秀一は、彼女となら少しずつ前を向けるかもしれない、そう思っていた矢先、口を滑らせてしまい、石岡を殺害したことを紀子に気づかれてしまった。

 

夏休みに入り、自宅に警官がやってきた。

取り調べで次々と証拠を突きつけられ、すべてを丸裸にされてしまった秀一は、明日必ず出頭するから今日は帰らせて欲しいと刑事に懇願し、受け入れられる。

 

秀一はこのまま警察に戻るつもりはなく、自ら命を絶つことを考えていた。

被疑者死亡であれば、母と妹へかける迷惑は最小限で済む。

 

翌日、最後に紀子に会いに行くと、秀一はいつもの通学路をロードレーサーで走りながら目いっぱいスピードを出すと、横から来た大型トレーラーに突っ込んでいった。

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青の炎の感想や考察

ごく普通の高校生、しかも優秀で将来も有望だったはずの高校生が、たった一人の曾根という男の出現から坂道を転がり落ちるように破滅へと向かっていきます。

世の中、ハラハラドキドキする作品は数多くありますが、終始一貫して一人の目線で語られ、しかもそれが犯人目線というのは珍しいと思います。

 

共感はできないし、ずっと「ダメだよ~~~!思いとどまってよ~~!!」と思っているのですが、もちろん小説は止まるはずはなく進んで行くので、読み手としては追い込まれて行く秀一を見ているのが苦しくて苦しくて(>_<)

 

ただ一点、個人的な解釈として思うのは、やはり秀一には「その気(け)」があったのかなということです。

ごく普通の高校生だったのに、と言いましたが、ごく普通の高校生みんながみんな同じ状況に置かれたからといって殺人を計画しようとは思わないと思うし、ましてや2人も、とは思わないと思うのです。

それを思わせるシーンが随所にあるのも、作者の意図かなと私は思いました。

例えば、曾根の死因が解剖の結果病死と判断され、秀一が異常な興奮を覚えたシーンなんかはそうですね。

「ほっとする」のならわかる、でも「異常に興奮する」のはやはり普通ではなかったのかなと。

 

とはいえ、家族を思う気持ちは人一倍強かった、本当に優しい青年だったことを思うと、ラストが残念でならないですね。

 

他にも感想を紹介します。

手に汗が滲む、よくわかります。切なすぎるけど面白い、それもめちゃくちゃ共感!

家族の為に闘った、そうなんです。他の闘い方を見つけて欲しかった(>_<)

 

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まとめ

今回は貴志祐介さんの「青の炎」のあらすじネタバレと考察についてまとめました。

 

貴志祐介さんは、良い意味で問題作が多いというか、読み終わった後に「ハッピー♪」「爽快!」となる作品は少ないです。

(少ない・・いや、むしろあったかな??くらいの(^^;)

 

この青の炎は色々な貴志祐介ランキングで常に上位にいる作品で、私も個人的にとてもオススメです。

読んでて手に汗握る、苦しくなる、辛い、でも面白い!

そういう矛盾した感情を味わいたい方、ぜひ読んでみてくださいね!

 

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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