常温の水と冷水・白湯の効果や違いを徹底比較!飲むタイミングや量もチェック!

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こんにちは!

気温が高い季節になると、冷たい飲み物をゴクゴク飲みたくなってきますが、誰しも一度は「冷たいものを飲みすぎちゃダメだよ!」と大人から叱られた経験があるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

冷たい飲み物(水)を飲みすぎると実際にお腹が痛くなったりゆるくなったりするので、「飲みすぎは良くないんだろうな」と何となく経験から知っている方も多いと思います。

 

では、常温の水ならいいのでしょうか?
さらに温度が高い白湯ならもっといいのでしょうか?
冷水はどんな時も飲まない方が良いのでしょうか?

 

女優さんやモデルさんの中には真夏でも徹底して冷たい水は飲まないという方もおられますが、同じ水なのに何がそんなに違うのでしょうか?

 

水ぐらい好きに飲ませてよ!という気持ちをぐっと押さえて、この記事では

 

  • 常温の水と冷水・白湯の違い
  • 飲むならどれが良いのか
  • 効果的な飲み方と量

 

について解説していきます。

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常温の水と冷水・白湯の効果や違いを徹底比較!

冷水だろうが常温だろうが白湯だろうが、水は水!
成分的には全く同じもので、化学式で書けばすべてH₂Oです。

 

温度が違うのはわかりますが、それだけで何が変わってくるのでしょうか?

 

常温の水の効果は?冷水との比較も!

「常温」の定義は対象とする物が何かによって変わってきます。

 

  • 医薬品→15~25℃
  • 食品や生活用品→5~35℃

 

と決められていますが、今回は水の話ですので、常温の水というのは5~35℃の水ということです。

 

かなり範囲が広いですね。5℃だとかなり冷たく感じますし35℃の水なんて正直言って生ぬるくておいしくないと私は思います。

 

では、常温の水だとどんな効果があるのか見ていきましょう。

基礎代謝アップで脂肪燃焼効果

常温の水はMAXの35℃だったとしても体温よりは低いので、体に入ってくると内側から体を冷やす効果があります。

 

冷やされた体は元の体温に戻ろうとし、この時に基礎代謝がアップします。

 

冷たい水だと急激に冷えすぎて胃腸に負担がかかってしまいますが、常温の水ならば緩やかに適度に体を冷やすので胃腸への負担も少なく、しっかりと適量を摂ることで代謝アップから脂肪燃焼効果が期待できます。

 

逆に言うと、運動後や入浴後で体が暑いと感じている時やたくさん汗をかいている時などは早く体を冷やした方がいい状況ですので、こういう時には常温よりも冷たい水の方がおすすめです。

 

食欲を抑える効果

食前に水を飲むことで満腹中枢を刺激し、食欲を抑える効果が期待できます。

 

もしこれが冷水だった場合、胃腸は入ってきた冷たい水を温めることにエネルギーを使う必要があるため、その後に入ってきた食べ物を十分に消化することができず、消化不良を起こすことがあります。

 

食欲抑制効果の面でも冷水よりも常温の水が適切ということがわかります。

 

この食欲抑制効果を最大限に発揮するためには、食欲を抑えたい時だけ飲むということではなく、毎日適量摂ることが大切です。

 

便秘を改善する効果

便秘にも色々なタイプがありますが、単純に水分が足りていなくて便が硬くなってしまい出なくなるというタイプもとても多いです。

 

水分を十分摂ることで便をほどよく柔らかくする効果と、胃腸を刺激して動きをよくする効果が期待できます。

 

朝起きて一番に常温の水を飲むことで胃腸を刺激し排便を促します。

 

これが冷たい水だった場合、寝起きの胃腸には刺激が強すぎますし、その後の朝食の消化にも影響してしまいます。

 

また、この場合は白湯でも良いのですが、朝起きてすぐに温かい白湯を準備し、時間をかけてゆっくり飲むというのは誰もができることではありません。(白湯はゆっくり飲むことが大切です。次の項目で説明します。)

 

何の準備も必要ない常温の水をコップに一杯なら簡単にできますので、朝一番は常温の水がおすすめです。

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白湯の効果は?

白湯は水を沸かしたお湯のことで、適温は40~70℃です。
適温になったら火を止めるのではなく、一度沸騰させてから適温まで冷ましたものを白湯と言います。

 

こちらも常温の水同様、温度の幅がかなり広いですね。

 

季節によっても心地よいと感じる温度は変わるので、この範囲内でマグカップに入れた時に「ちょっと熱いかな」と感じる程度がその時、その人にとってちょうど良い温度です。

 

体を内部から温める効果

内臓温度が1℃上がると基礎代謝は10~12%上がると言われていますが、内臓温度って自分では測れないしどうやって上げるの?って感じですよね。

 

内臓温度を上げるために効果的なことは

 

  • 温かい食べ物や飲み物を摂ること
  • 湯舟にゆっくり浸かること
  • 適度な運動をすること

 

です。

 

運動は、持病があったり加齢により足腰が痛かったりするとなかなか難しかったりもしますが、白湯はお金もかかりませんし、もっとも手ごろで身近な飲み物であると言えます。

 

白湯を適度に摂取することで、胃腸が温まり血行も良くなりますので、冷え性改善にもつながります。

 

最近は夏でも冷房で体が冷えている人が多く、低体温で悩んでいる方も多いです。
低体温は免疫力を低下させると言われており、体の内部から温めることで免疫力アップが期待できます。

 

美肌効果

白湯はとにかく体が温まるので、血管が広がって血行が良くなり、結果的に肌の新陳代謝も活発になって肌トラブルの解消につながります。

 

思春期のニキビや加齢による肌のしみやしわ、日焼けによる肌荒れなども肌の生まれ変わりにより改善していくものですし、予防効果も期待できます。

 

また、血流やリンパの流れがよくなり適切に体の水分が代謝されるので、むくみ解消効果も期待できます。

 

ダイエット効果

体が温められることで基礎代謝がアップするので、それによって脂肪燃焼効果が期待できます。

 

継続して白湯を摂取することで、太りにくく痩せやすい体になっていきます。

 

常温の水の食欲抑制効果と同じで、一回二回飲んだくらいでは何も変わりませんので、毎日続けることが大切です。

 

ただ、他の一般的な健康法と違って白湯によるダイエットは比較的効果が早く現れると言われています。

1か月経つ頃には体重減少や体形の変化を感じられる人が多いです。

 

冷水の効果は?

冷水が常温の水や白湯と比べてすぐれている点は

 

  • 体を早く冷やすことができる
  • 体に水分を早く吸収させることができる

 

です。

 

常温の水や白湯はそれぞれに良い点がありますが、やはり運動後や入浴後、熱中症が疑われる時などは急いで体を冷やす必要がありますので、その場合には冷水が圧倒的におすすめです。

 

また、冷たい水、常温の水、白湯の中で冷たい水が一番体に吸収されるスピードが速いと言われています。

 

運動後を含めて、たくさん汗をかいた時は冷たい水が最も効果的です。

 

常温の水・冷水・白湯の飲むタイミングや量をチェック!

常温の水も冷水も白湯も、それぞれに特徴があって、結局どれを飲むのが良いの?という感じがしますよね。

 

結論としては、常温の水、冷水、白湯は時と場合で飲み分けるのがベスト!!と言えます。

水を飲むベストなタイミングはいつ?

それぞれの温度の水を飲むベストタイミングをまとめると表のようになります。

冷水 運動後、入浴後、熱中症、脱水症状が疑われる時
常温の水 食前(空腹時)、起床時
白湯 食前(空腹時)、起床時、寝る前

 

まず、冷水についてはこれまで書いてきたように、運動後や入浴後、脱水症状が疑われる時など早く体を冷やす必要がある時、早く水分を摂取する必要がある時には優先的に飲むべきです。

 

それ以外の常温の水や白湯については、基本的には空腹時(食前)がおすすめです。

 

食後すぐにたくさんの水を飲むと、胃の中が水分で満たされてしまい消化が遅れてしまいますし、食前に飲むことで食欲抑制効果も期待できます。

 

白湯の場合は温度が高いこともあり一気飲みはするべきではなく、10~15分ほどかけてゆっくりと飲むことで十分な効果が発揮されます。

 

 

朝一番で白湯を飲むのは大変良いことなのですが、朝の忙しい時間にそれが可能か?毎食前にゆっくり白湯を飲める時間があるか?によって、ご自身の生活スタイルに合わせて決めると良いですね!

 

寝る前だけは自分のためにゆっくり白湯を飲む時間を作ろう!とか、夕食を作りながらキッチンドリンカーのように白湯を飲むとか、一日一回だけでも白湯タイムを作って、あとは常温の水と冷水を状況に応じて飲むなどでも十分効果的です。

 

どんな時も常温の水!どんな時でも白湯!などと言わずに、時と場合に応じて飲み分けましょう。

 

一日に飲む水の適切な量とは?

温度に関わらず、一日に摂取する水の量は少なすぎても多すぎても十分な効果が得られなったり、場合によっては逆効果もあり得ます。

 

一般的な成人が一日に必要な水の量は約2.5Lと言われており、そのうち食事から1.0L、飲み水から1.5L~2L程度が理想的な配分です。

 

それぞれの温度の水の一日の適切な摂取量は以下の通りです。

常温の水 2L程度
白湯 600~800ml
冷水 必要時(運動後など)のみ

 

なぜ白湯の適量は少なめに設定されているかというと、白湯は吸収のスピードがゆっくりのため、あまりに量が多すぎるとむくみの原因になってしまうためです。

 

白湯だけで一日摂取量の2Lすべてをまかなうのはおすすめできません。

 

白湯を取り入れるのならば、白湯を800ml程度、残りの700ml~1.2Lはそれ以外の飲料水で摂る必要があります。

 

また、冷水はもちろん常温の水も白湯も、一度にたくさん飲むのは禁物です。
一度に多く飲んでも排泄されてしまうだけなので、1回に飲む量はコップ1杯程度とし、何回にも分けてこまめに飲むようにしましょう。

 

また、女優さんやモデルさんの中には1日に4~5L飲むことを公言している人もいますが、多ければ良いというわけでもなく、飲みすぎると体内の塩分バランスが崩れて「水中毒」を起こすこともありますので、安易に真似しないように注意しましょう。

 

まとめ

今回は、常温の水と冷水、白湯の違いについてまとめました。

  • 常温の水の効果は脂肪燃焼効果、食欲抑制効果、便秘改善効果
  • 白湯の効果は体温アップ、美肌効果、ダイエット効果
  • 冷水を優先的に摂るのは運動時など汗をかいたとき、体温を下げる必要がある時
  • 常温の水は一日2L程度飲んでも良いが、白湯は800ml程度まで
  • 飲むタイミングは一日何度にも分けて少しずつ、空腹時がベスト
  • 生活スタイルに合わせて、白湯と常温の水、冷水もほどよく取り入れるのが良い

 

個人的には、気温が高い季節にはやっぱり冷たい水を飲みたいですし、忙しい朝に白湯をちびちび飲んでなんていられません(汗)

 

でも白湯の効果も魅力的だし、それぞれの特徴を理解して無理なく生活に取り入れたいですね!

 

では、また!

 

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1 個のコメント

  • 冷たい水と温かい水の飲むベストタイミングはいつ?健康やダイエット効果を比較|ちむちむ日記 より:

    […] 冷たい水と温かい水のメリットとは!?こんなに効果があるの? […]

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