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我が家はティファールの電気ケトルを数年愛用しているのですが、最近、沸かしたお湯を注ぐときになんとなくカビ臭い!?と感じるようになりました。
お湯自体は臭くないし、味も悪くないのですが、湯気がなんとなく臭いのです。
調べたところ、我が家のように
「湯気が臭い」
ということの他にも
「お湯自体が臭い」
というケースもあるようでした。
電気ケトルは、とにかく早くお湯が沸くし必要な分だけ沸かせて便利なので、なくてはならない家電だというご家庭も多いのではないでしょうか?
できたら買い替えなどせずに復活させたい!ですよね。
そこでこの記事では
- 電気ケトルが臭くなる原因
- 電気ケトルが臭くなってしまった場合の対処法
- 臭くならないための予防策
についてまとめたいと思います。
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Contents
電気ケトルが臭い時の原因と対処法は?
電気ケトルを使っていて不快な臭いを感じる場合、その原因は主に3つあります。
- ケトルの素材であるプラスチックに含まれる添加剤が溶け出す臭い
- 水垢が原因の臭い
- カビが原因の臭い
電気ケトルは多くのメーカーから発売されており、見た目にもこだわった比較的高価なものからお手頃価格のプラスチック製のものまで本当にたくさんあります。
しかし、どこのメーカーのものでも基本的な扱い方やお手入れ方法は同じです。
臭いかも!?と思った時の原因や対処法もメーカーによって大きな差はありません。
では、順番に見ていきましょう。
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プラスチックが原因の電気ケトルの臭いの対処法や予防方法
これはプラスチック製の電気ケトルに多いのですが、家電製品に使われるプラスチック素材にはその製品の特性に合わせて様々な添加剤が使用されています。
お湯を沸かす時の熱でこの添加剤が溶け出し、その臭いが不快なプラスチック臭となることがあります。
添加剤が溶け出す!?
体に悪いんじゃないの!?
とびっくりされるかもしれませんが、家電製品に使われる添加剤は無害であり人体には影響ありません。
プラスチックの嫌な臭いの対処法
このプラスチック臭には特徴があって、それは、購入して使い始めた最初の頃に強く臭うことが多いということです。
しばらく繰り返し使っているうちにこのプラスチック臭は緩和されていき、徐々に気にならなくなってきます。
つまり、対処法としては「とにかく使い続ける」しかないということです。
「臭くてお湯が使えない!」と思われた場合でも不良品ではないですし、すぐに諦めずにしばらく毎日お湯を沸かすことを繰り返し行ってみてください。
もし臭いを取るためだけに沸かし、中のお湯は使わないという場合は、くれぐれもお湯を沸かしたことを忘れて放置してしまわないように注意してくださいね。
(水が残ったままになると、「水垢」「カビ」など他の不快臭を発生させる原因にもなってしまいます。次の項目以降で解説しています。)
プラスチック臭を発生させない予防方法
プラスチック臭を発生させない予防方法と書きましたが、実は残念ながら、プラスチック臭は素材から発生する臭いなので、予防方法というのはありません。
対処方法の項目でも書きましたが、基本的には購入して初期の頃に感じやすいものですので、繰り返し使用していくうちに臭わなくなると言われています。
とはいえ臭いの感じ方には個人差があり、最初から気にならない人もいればいつまでも気になる人もいるため「〇回くらい使えば臭いが取れる」という具体的な目安をあげることはできません。
最初から臭いに敏感だという自覚がある方は、プラスチック部分が少ないステンレス製の電気ケトルを選ぶのも一つの方法です。
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水垢が原因の電気ケトルの臭いの対処法や予防方法
電気ケトルに限らず、水を使うキッチン用品にはもれなくついて回る水垢問題。
水垢とは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムが結晶化したもので、それ自体は人体に影響はありませんが、放置すると雑菌が繁殖し臭いの原因となることがあります。
水垢が原因の臭いの対処法
ポットの中を覗いて水垢がついているようなら、水垢を取り除く必要があります。
水垢にはとにかくクエン酸です。
お酢でも同様の効果が期待できますが、お酢は匂い残りが気になる場合もありますし、多めに入れると沸騰時に泡立って溢れてしまうこともありますので、クエン酸がおすすめです。
クエン酸は100円ショップでも手に入りますし色々な使い道がありますので、お掃除用として常備しておくと良いですね!
電気ケトルの水垢落としの方法は
- ケトルの満水ラインまで水を入れる
- クエン酸を大さじ1~2杯入れ、沸騰させる
- 沸騰したら蓋をした状態で1時間程度放置する
- 中のお湯を捨てて水洗いする
たったこれだけです。特に難しいこともありません。
電気ケトルの使用頻度にもよりますが、月1回~2か月に1回は定期的に行うのが理想です。
クエン酸洗浄をすると目に見えてピカピカになるので「実はすごく汚れてたんだ」とちょっと冷や汗が出たりもします(笑)
水垢による臭いを発生させないための予防方法
水垢をできるだけつかせないようにする上で一番大切なことは
しっかり乾かすこと
です。
水滴が残ったままになると、そこからミネラル成分が結晶化して水垢となってしまうので、確実に乾燥させることが大切です。
そして、もう一つは
定期的なクエン酸洗浄
です。
クエン酸洗浄って、それ自体は難しくもなんともないのですが、でもやっぱり面倒くさいものなんですよね、正直。
週1回・・・無理です私には(汗)
月1回なら・・・どうにか頑張れるかなぁというところ。
電気ケトルを使う頻度は、季節によって多少違うと思います。
冬は毎日ホットコーヒーを飲む人も、真夏はアイスコーヒーにすることもあるでしょう。
夏は暑くてカップラーメンを食べる頻度が減るという人もいるでしょう。
使用頻度に応じて洗浄のタイミングを決めると良いですね。
水垢は目に見えるので、ポットの中を覗いて水垢がついていないかチェックすることで「そろそろかな」と判断することもできますね。
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カビが原因の電気ケトルの臭いの対処法や予防方法
水回りやキッチン用品で水垢と同様に常に問題となるのが「カビ」です。
電気ケトルでカビが原因になる場合に一番多いのは
濡れたままフタを閉めてしまう
というケースです。
「お湯を沸かしたけれど、あとでコーヒー飲む時用に残しておいて、再沸騰させよう」なんて思って蓋を閉めて放置されている方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。
電気ケトルは保温できる電気ポットとは違うので、残ったお湯を残しておくことはおすすめできません。
また、お湯は捨てたけど、まだ中が濡れている状態で蓋を閉めている場合も湿気が充満してカビの絶好の繁殖場所になってしまいます。
カビが原因の電気ケトルの臭いの対処法
カビ臭くなってしまった場合の対処法としては
- カビが見えるようなら確実に落とす
- 外せるパーツを外し、金属部分以外にはキッチンハイターで除菌
- 本体はクエン酸で洗浄
- 臭いが取れない場合にはクエン酸洗浄を数回繰り返してみる
- 確実に乾燥させる
これらを試してみましょう。
カビを落とす行程では、プラスチック部分は強くこすりすぎないように注意が必要です。
やわらかい布やスポンジで落とすようにしてくださいね。
カビによる臭いを発生させないための予防法
カビを生やさないようにするための一番のポイントは
- 濡れたまま蓋を閉めない
ということですが、その他にも
- 使用後は蓋を開けておく癖をつける
- 注ぎ口などのパーツで外せるものは外し、別で乾燥させる
- 乾きにくい部分はキッチンペーパーなどで水分をふき取る
これらのことが大切になります。
通常はお湯を沸かして中身を出して、その時点でケトル内部はかなり高温なのでそのまま蓋を開けて放置しておけば本体部分は自然にすぐに乾きます。
しかし、注ぎ口の細かいパーツの部分は乾きにくく、特に気温が低い冬場や湿気の多い梅雨時などはそのままではなかなか乾きません。
そのため、
- 外せるパーツは外す
- キッチンペーパーなどで拭く
という作業も必要になります。
・・・が、外せるパーツを外し、細かい部分はキッチンペーパーで拭くって、理想はそうなのでしょうが、私自身できる気がしません(汗)
そういうズボラな人におすすめなのは、
中身を捨てたら蓋を開けてキッチンタオルなどの上に伏せて置いておく
という方法です。
蓋を開けているとはいえ上向きのままで置いておくよりも遥かに乾きやすいです。
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まとめ
今回は、我が家の電気ケトルの何となく臭い感じをどうにかする方法はないのかを調べてまとめました。
- 電気ケトルが臭くなる原因は主に3つ(水垢、プラスチック臭、カビ)
- プラスチック臭は購入初期に多く、使い続けることで臭わなくなる
- プラスチック臭は素材から出る臭いなので予防方法がない
- 水垢にはクエン酸。
- 水垢の予防方法は水滴を残さないこと、定期的なクエン酸洗浄。
- カビにはハイター(金属部分以外)とクエン酸洗浄。
- カビの予防方法は使用後は蓋を開けておくこと、確実に乾燥させること。
電気ケトルには水しか入れないですし、毎回沸騰させるので何となく消毒されているような気になってお手入れを怠りがちですが、なくてはならない家電の一つです。使用頻度に応じてご自身にあったお手入れ方法を見つけましょう!
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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