【芥川賞候補】千葉雅也の小説まとめ一覧!過去から最新作まで紹介!

デッドラインの表紙画像

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第162回芥川賞候補として「デッドライン」がノミネートされている千葉雅也さん。

 

この方の経歴、見るとびっくりします。あまりにも華麗すぎて(>_<)

 

現在は立命館大学大学院先端総合学術研究科で准教授として勤務されており、専門は哲学。

 

哲学と聞いただけで無意識の拒否反応が出るのは私だけ….ではないはず(^-^;

高校時代「倫理」の授業がトリハダが立つほど嫌いだった(というか理解不能だった)私ですが、そんな哲学専門の方が書く小説ってどんな作品なのでしょうか?

 

今回は、芥川賞候補である千葉雅也さんがこれまで発表された著書を小説を含め紹介していきます。

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【芥川賞候補】千葉雅也の小説や著書を過去作から最新作までまとめて紹介!

千葉雅也さんはこれまで多数の著書を発表されていますが、単著と共著がありますので、今回は単著に限定して紹介していきます。

作品名 発売年 出版社
動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学 2013年 河出書房新社
別のしかたで――ツイッター哲学 2014年 河出書房新社
勉強の哲学――来たるべきバカのために 2017年 文藝春秋
メイキング・オブ・勉強の哲学 2018年 文藝春秋
意味がない無意味 2018年 河出書房新社
アメリカ紀行 2019年 文藝春秋
デッドライン 2019年 新潮社

 

この中で、小説は「デッドライン」のみであり、今回千葉雅也さんにとって初めての小説作品が芥川賞候補に選ばれているというわけなんですね。

 

デッドラインのあらすじと口コミ

珊瑚礁のまわりで群れをなす魚のように、導きあう男たちが夜の底をクルーズする――。ゲイであること、思考すること、生きること。修士論文のデッドラインが迫るなか、動物になることと女性になることの線上で悩み、哲学と格闘しつつ日々を送る「僕」。気鋭の哲学者による魂を揺さぶるデビュー小説。

引用:amazon

哲学を専門とする方の作品らしく、作中に「スピノザ」「ジル・ドゥルーズ」「ヒエロニムス・ボス」などの哲学用語が多数登場します。

 

ですが、主人公の大学院生はどこにでもいるような学生であり、論文の締め切りや性の問題、家族の問題など誰もが共感しうる悩みを抱えており、難しいという印象を与える哲学をテーマにした作品の中でも比較的読みやすくなっています。

気になる千葉雅也さんの「デッドライン」はこちらから購入できます↓↓

 

 

このデッドライン以外の作品はすべて、千葉雅也さんの専門分野である哲学に関する研究成果などについて書かれた本です。

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動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学(2013年)

全生活をインターネットが覆い、我々は窒息しかけている――接続過剰の世界に風穴を開ける「切断の哲学」。異例の哲学書ベストセラー!

“もっと動けばもっとよくなる” “もっともっとつながりたい”…動きすぎ、関係しすぎて、ついには身動きがとれなくなった世界でいかに生きるか。待望のドゥルーズ入門。

引用:Amazon

 

この作品は、千葉雅也さん自身の東京大学大学院の博士論文を改稿したものということで、「博士論文を文庫で読めるなんて!」と哲学書では異例のベストセラーとなった作品です。

 

文庫では、各ページに脚注が追記され単行本と比べて格段に読みやすくなったと評判の一冊です。

 

初めての哲学書としていかがでしょうか?こちらから↓↓購入できます。

 

 

別のしかたで―ツイッター哲学(2014年)

ツイッター哲学とは、すべてツイッター上で140字以内で思考された〈有限性の哲学〉だ!
“接続過剰(つながりすぎ)”で自他の境界を見失った現代人に贈る、
自己の〈輪郭線〉を“仮”に描くための、方法と実践の書。
話題騒然のデビュー作『動きすぎてはいけない』に続く、驚きの第2作!

引用:Amazon

 

千葉雅也さんの作品は、インターネットやツイッターなどという現代人がとてもなじみ深いものをテーマに哲学を語っておられるので、哲学の入り口としては非常に良いのではないでしょうか。

 

ご自身のツイートをあえて順番を変えて並べてみてその哲学性について語ったり…とTwitterを知っている人ならば誰もが理解し共感できる面がある作品ですね。

別のしかたではこちらから購入できます↓↓

勉強の哲学――来たるべきバカのために(2017年)

勉強ができるようになるためには、変身が必要だ。
勉強とは、かつての自分を失うことである。
深い勉強とは、恐るべき変身に身を投じることであり、
それは恐るべき快楽に身を浸すことである。
そして何か新しい生き方を求めるときが、
勉強に取り組む最高のチャンスとなる。

なぜ人は勉強するのか?
勉強嫌いな人が勉強に取り組むにはどうすべきなのか?
思想界をリードする気鋭の哲学者が、
「有限化」「切断」「中断」の技法とともに、
独学で勉強するための方法論を追究した本格的勉強論。

引用:Amazon

 

千葉雅也さんの第3作目は「自己啓発本」です。

 

勉強って、学校を卒業してからも、仕事だったり子育てだったり介護だったりと、何らかの形で一生し続ける必要があるものだと思うんですが、「勉強嫌いな人が取り組むには?」とか「いかにポジティブに面白くとらえるか」ということを哲学者の千葉さんならではの視点で書かれていて、すべての世代の人が興味を持って読める作品なのではないかと思います。

 

「勉強の哲学」の刊行記念講演会が母校の東京大学で行われた時のダイジェストが動画でアップされています。

これを見ると、「頭のいい方なんだな」(←すみません凡人の感想で)という当然の印象を受ける一方で、難しい言葉ばかりではなくわかりやすく聞き取りやすい口調でお話されているのが大変印象的でした。

 

哲学書としては異例の6万部の大ヒット作です。

6万部も売れるということは、哲学に明るくない方も多数読んでいるということですよね。

とても読みやすく、比較的やさしい単語を選んで書かれています。購入はこちらから↓↓

 

メイキング・オブ・勉強の哲学(2018年)

勉強とは作ることだ!

売り上げ6万部を突破した、
気鋭の哲学者・千葉雅也さんによるベストセラー『勉強の哲学』の続編。
『勉強の哲学』はどのように構想され、書かれたのか。

発想の源から、手書きアイディアノートのつけ方、
evernoteなど様々な書くツールの使い方まで、
構築的に”メイキング・オブ・勉強の哲学”を語るとともに、
母校・東大駒場で学生たちを前に語った講義内容を収録。
さらに、書きながら展開させるための哲学「欠如のページをめくること」
を新たに語り下ろし
(電子書籍版『メイキング・オブ・勉強の哲学』には未収録)。

書いて考える、考えを作る、その新しい方法論を語った
『勉強の哲学』の発展的副読本。すべての「作る」人のために。

引用:Amazon

前作の「勉強の哲学」の続編となるこの作品は、「勉強の哲学」と合わせて両方読むとより理解が深まります。

 

evernoteの使い方などは現代のビジネスマンにとっても大変身近なツールですよね。

前作が6万部の大ヒット作となっていますので、こちらも必見の作品です。

 

メイキング・オブ・勉強の哲学は電子書籍版と紙書籍版で金額にかなり差があるのですが、収録内容に違いがありますので購入の際はよくチェックしてくださいね!

紙書籍、電子書籍ともにこちらから購入できます↓↓

 

 

意味がない無意味(2018年)

『動きすぎてはいけない』では切断へ、『勉強の哲学』では変身へ、そして「身体と行為」の本質へ。頭を空っぽにしなければ行為できない。千葉雅也の哲学、十年間の全貌。

引用:Amazon

 

フォロワー11万の人気ツイッタラーのヤンデル先生はこの作品に影響を受けたとしてTwitterで紹介されています。

意味のない無意味はこちらから購入できます↓↓

 

アメリカ紀行(2019年)

哲学の中心はいま、アメリカにあるのか?

ベストセラー『勉強の哲学』の直後、
サバティカル(学外研究)で訪れたアメリカの地で、
次なる哲学の萌芽は生まれるのか。
聖なるもの、信頼、警報、無関係、分身、二人称──
32のvariationsで奏でるアメリカ、新しい散文の形。

引用:Amazon

この作品は、千葉雅也さんが研究のために訪れたアメリカの地での紀行文で、いつどこに行った、誰に会ったという日記的な記述の中に、哲学者ならではの思想を盛り込んだ作品です。

文化の違いや、過剰な日本のサービスについて哲学的な切り口で書かれているのですが基本は紀行文なので、哲学に明るくない読者でも読みやすくなっていますよ。

 

アメリカ紀行はこちらから購入できます。電子書籍がかなりお得なのでオススメですよ↓↓

 

 

まとめ

今回は、第162回芥川賞候補の千葉雅也さんの著書について紹介しました。

  • 今回ノミネートされている「デッドライン」は千葉雅也さんにとって初めての小説
  • その他の著作は専門である哲学に関する書籍
  • 比較的読みやすいものもあり、哲学の入り口として選ぶのにオススメ

 

哲学者さんの書く作品、やはり総じて難しい!

ただ、動画にもありましたが、ご本人はとてもわかりやすくお話する方なので、比較的読みやすい「勉強の哲学」や「アメリカ紀行」などは初めて手に取ってみる哲学書としてはオススメだと思います!

 

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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