【芥川賞受賞】作家古川真人(ふるかわまこと)の経歴プロフィールは?出身高校・大学も調査!

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第162回芥川賞候補を受賞された古川真人さんの「背高泡立草」

 

 

 

この作品は、放置された納屋周辺に伸び放題となっていた草を一族が刈り取る物語ですが、舞台は長崎県平戸市の的山(あづち)大島です。

 

古川真人さんのお母様の出身がこの的山大島ということで、この地方の方言がふんだんに使われています。

 

今回、芥川賞に4回目のノミネートということで受賞への期待が高まっています。

→見事受賞されました!

そんな古川真人さんはいったいどんな人なのでしょうか?

この記事では、古川真人さんについて

  • プロフィールや経歴
  • 出身高校や大学など

を紹介していきます。

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【芥川賞作家】古川真人(ふるかわまこと)のプロフィール

古川真人さんのプロフィールについて紹介します。

  • 名前:古川真人(ふるかわまこと)
  • 生年月日:1988年7月29日(2020年1月現在:31歳)
  • 出身地:福岡県福岡市出身
  • 現在の居住地:神奈川県横浜市

 

古川真人というのはペンネームであるという情報もTwitterで見つけましたが、真相については不明です。

また、結婚されているのか等の家族構成や、趣味等の情報も公表されておらず、わかりませんでした。

 

今回の「背高泡立草」で舞台となっている長崎県平戸市の的山(あづち)大島は古川真人さんのお母様の実家があるということで、現在も古川さんのおばあさまが住んでおられます。

お盆やお正月には古川さん自身もよく的山大島にいらっしゃるそうですよ。

 

古川さんの作品はすべてこの地方の方言が登場するので、故郷への想いの強さを感じますね。

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【芥川賞作家】古川真人(ふるかわまこと)の出身高校や大学・経歴は?

古川真人さんの出身高校や大学、経歴について調べてみました。

古川真人さんの出身高校・大学

調べたところ

  • 高校:第一薬科大学付属高等学校を卒業
  • 大学:國學院大学文学部を中退

 

ということでした。

第一薬科大付属高校は2007年に改称されているので、古川さん在学当時は「第一経済大学付属高等学校」と言われていましたが、九州で唯一の芸能コースがある高校で、卒業生には氷川きよしさんや絢香さんなど著名人も多く、HKT48のメンバーなども多数卒業している学校です。

 

ご本人は「新潮」のインタビューで、『最初の一学期でクラスメイトの十人近くが退学するようなやんちゃな学校』とおっしゃっていますが、この高校で入った文芸サークルで、初めて小説を書かれたそうで、間違いなく古川さんにとっては原点となるような高校生活だったのでしょうね。

 

國學院大学では、「近代日本文学研究会」という研究会に入り、結果、研究会にのめり込みすぎて3年に進級できず中退してしまいました。

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古川真人さんの経歴

大学を2年生で中退(在籍は4年間)したあと、6年ほどはひたすら寝転がっているような生活(本人インタビューより)を送ります。

 

年齢で言うと、22歳で大学を中退し、28歳頃まで、いわゆるニートみたいな感じだったのでしょうか。

いつでも暇だと思われてよく友人に呼び出され、酔っては鬱屈が爆発していたとおっしゃっています。

自分はこれからどうなるのだろう…そんなことを思っていた2016年、「縫わんばならん」で第48回新潮新人賞を受賞されます。

 

その後

  • 第48回新潮新人賞(2016年)「縫わんばならん」
  • 第156回芥川賞候補(2016年下期)「縫わんばならん」
  • 第157回芥川賞候補(2017年上期)「四時過ぎの船」
  • 第31回三島由紀夫賞候補(2017年度)『四時過ぎの船』
  • 第161回芥川賞候補(2019年上期)「ラッコの家」
  • 第162回芥川賞候補(2019年下期)「背高泡立草」

 

立て続けに文学賞候補に選ばれており、今回の芥川賞候補は実に4回目です。

デビューして4年でこうも次々と大きな文学賞候補に選ばれるというのは大変な才能ですよね。

今回こそは!と期待されているファンも多いのではないでしょうか。

過去の芥川賞の選評を見てみると、確かになかなかの辛口評価だったりするのですが、今回は少々作風が変わっている部分もあり、また審査員も数名変わっているのでどのような結果になるのかとても楽しみなところです!

 

古川真人さんの「背高泡立草」は芥川賞発表後の1/24に単行本発売です。こちらから購入できます↓↓

まとめ

今回は、第162回芥川賞を受賞された古川真人さんのプロフィールや経歴・学歴についてまとめました。

  • 古川真人さんは現在31歳で横浜市在住
  • 第一薬科大学付属高校卒業後、國學院大学文学部中退
  • 母親の実家である長崎県の的山大島を舞台にし方言が多く登場する作品を発表
  • 今回が4度目の芥川賞ノミネート

 

一貫してお母さまの実家である長崎県的山大島の地域の言葉を使って作品を書かれているので、地元では大変な人気だそうです。

4度目のノミネートということで今回こそ!と期待も高まり、見事受賞となりました!

 

 

では、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

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