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第163回芥川賞候補にノミネートされた岡本学さん。
芥川賞は純文学の新人を対象にした文学賞なので、ノミネートされる作家さんの知名度は必ずしも高くはなく、初めて聞く名前の方もけっこういらっしゃいます。
だからこそ、どういう方なのかな?普段は何をしている方なのかな?と気になりますよね!
新人なので専業作家とは限らず、普段は別の仕事をしているという方も多く、プロフィールを見るだけでとても楽しいものです。
では、さっそく岡本学さんのプロフィールを見てみましょう!
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岡本学(おかもとまなぶ)のプロフィール
岡本学さんのプロフィールを紹介します。
- 名前:岡本学(おかもとまなぶ)
- 生年月日: 1972年8月11日(2020年6月現在:47歳)
- 出身地:東京都日野市
- 現在の居住地:埼玉県
- 職業:大学教授
ご家族についての記載は見つけられませんでしたが、Twitterを拝見している限りは一人暮らしをされているような印象を受けました。
そして、なんと普段のお仕事は大学教授とのことで、お勤め先は神奈川工科大学です。
大学のホームページにも名前がありますので、これはペンネームではなく、本名ということですね。
神奈川工科大学情報ネットワーク・コミュニケーション学科で研究室はマナブ研と呼ばれています。
こういった愛称がつくような研究室はそんなに多くはないので、教授の人柄が現れているのでしょうね!
実際、研究室のホームページを見てみると
- 居心地がよければすべてよし
- 思い出優先
- コミュニケーション手段は酒(ただし飲めなくてもOK)
等々、見ているだけで楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
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岡本学の学歴や経歴まとめ
岡本学さんの学歴や小説家としての経歴を見てみましょう。
- 1995年/早稲田大学教育学部卒
- 1997年/早稲田大学大学院理工学研究科数理科学専修修了
- 2010年/早稲田大学大学院国際情報通信研究科修了 博士号取得
途中で浪人や留年などもない美しい学歴です。
一時期、電話会社でサラリーマンをされていた時期もあり、ご自身で「社畜だった」とおっしゃっています。
小説家としては、第55回(2012年)群像新人文学賞「架空列車」にてデビューされますが、その後泣かず飛ばすの時期が続きます。
単行本化されたのは2作品のみで、それ以外は雑誌掲載でとどまっています。
作品名 | 掲載誌 | 単行本 |
「アウア・エイジ(Our Age)」 | 群像2020年2月号 | – |
「俺の部屋からは野球場が見える」 | 群像2018年4月号 | – |
「再起動」 | 群像2016年11月号 | 2017/2/22 |
「Identity Provider」 | 群像2014年10月号 | – |
「高田山は、勝った」 | 群像2013年4月号 | – |
「架空列車」 | 群像2012年6月号 | 2012/7/6 |
今回芥川賞候補になっている「アウア・エイジ」についても単行本化は未定です。(2020年6月19日時点)
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とにかくお人柄が良さそう
勤務先の大学研究室「マナブ研」のホームページを見ていてびっくりしましたが、戦隊もののコスプレをして勤務されている写真がありました(笑)
他にも、ご本人のツイートを見ていると本当にお人柄が良さそうなのが伝わってきます。
ここここここういうのを、「センター」って言うんだよね?! pic.twitter.com/PpNkV2cjXe
— 岡本学 (@early_gimlet) June 15, 2020
そうです、まさにドセンターですね。
ソーシャル・ディスタンスの見本。 pic.twitter.com/HX8NurR95K
— 岡本学 (@early_gimlet) June 15, 2020
猫がお好きなようですね。
お名前は「ロク」と「ナナ」だそうです。
昨日「ちょっといまズボン履いてないので」って理由で断った訪問販売が今日も来た。24時間履いていないことにした。
— 岡本学 (@early_gimlet) June 14, 2020
かなりユニークな方です(笑)
こういうユーモアあふれる方が書く小説、ぜひ読んでみたくなりますよね!
ですが、ご本人いわく、今回候補に選ばれた『アウア・エイジ』はあまり好きな作品ではないということなんですよね。
うーん、なるほどなあ。作品というのは独り歩きするんだなあ。驚き。「アウア・エイジ」という小説は自分としてはあまり好きな小説ではないので(自分は「野球場」が好き)、ちと卑屈になっておったが、生み出して人が評価してくれた以上謙虚に最後まできちんと面倒みないといけないんだな。反省。泣く
— 岡本学 (@early_gimlet) June 18, 2020
しかも、この作品で受賞はできないだろうともおっしゃっています。
ここまで、なんとか頑張ってやってきて本当によかった。候補になることが最終目標だった。とても本作で賞をとれるとは思わないのでもう十分満足。正直「そろそろ潮時か。。。」と思っていたので寿命が伸びた気になった。もう少し頑張ってみます。
— 岡本学 (@early_gimlet) June 15, 2020
なんだろう、ご本人にお会いしたこともないのにものすごく応援したくなりますね。
現時点では「アウア・エイジ」の単行本化は未定ですが、例年芥川賞候補に選ばれた作品はのちに単行本化されていますので、発売されたらぜひ読んでみたいですね!
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まとめ
この記事では、芥川賞候補に選ばれた岡本学さんのプロフィールを紹介しました。
- 本業は大学教授
- 輝かしい学歴
- かなりユーモアがあふれるお人柄
- お酒と猫が好き
学生たちに囲まれて楽しそうにお仕事をされている姿が目に浮かぶようです。
この作品で賞は取れないとご本人はおっしゃっていますが、私は岡本学さんが会見されている姿を見てみたいなぁと思いました!
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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