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第163回芥川賞候補にノミネートされた石原燃さん。
え、なんて読むの?
ってところから入る方も多いかと思います。
それもそのはず、デビュー作がいきなり芥川賞候補になった方で、作家としての世間的な知名度は高くありません。
ですが、この方の経歴を知るとビックリなのです!
この記事では、石原燃さんの年齢や経歴などを含むプロフィールを紹介していきます。
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石原燃(いしはらねん)の年齢や経歴プロフィール
石原燃さんのプロフィールについて紹介します。
太宰の孫・石原燃さん、デビュー小説で芥川賞候補に : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン https://t.co/fenHQy6YAM#芥川賞 #石原燃 #太宰治
— 読売センター松戸 (@YCmatsudo) June 17, 2020
名前 | 石原燃(いしはら ねん) |
本名 | 津島香以(つしま かい) |
生年月日 | 1972年5月 |
年齢 | 48歳(2020年6月時点) |
出身地 | 東京都文京区 |
居住地 | 大阪府 |
最終学歴 | 武蔵野美術大学建築学科 |
職業 | 劇作家 |
石原燃というのはペンネームで、本名は津島香以(つしまかい)さんとおっしゃいます!
このままペンネームでも良さそうな素敵な名前ですよね!
現在48歳ということですが、小説家としては今回ノミネートされた「赤い砂を蹴る」がデビュー作です。
ずいぶんと遅咲きなのかな?とこれまで何をされていたのか気になりますが、実は劇作家としては受賞歴があるほどの有名な方です!
- 「フォルモサ!」で劇団大阪創立40周年戯曲大賞/2010年
- 「父を葬る」で第24回テアトロ新人戯曲賞佳作/2013年
2012年には自ら劇団「燈座」を立ち上げ、精力的に活躍されています。
社会性の高い作品が特に評価されているようですね。
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石原燃の家系図がスゴイ
すでに大変話題になっていますが、石原燃さんの祖父はかの有名な太宰治なのですが、それ以外の親族も著名な方が多数いらっしゃいます。
芥川、直木賞候補決まる
太宰治の孫
劇作家、石原燃さん(48)さんら太宰の孫・石原燃さん「赤い砂を蹴る」
芥川賞候補にhttps://t.co/zLTepnsVi5石原初太郎
地質学者四女、津島美知子
太宰治の妻津島 佑子
小説家石原燃(津島香以)
劇作家#芥川賞 pic.twitter.com/tHhFrNteJl— ワタナベハルヒト (@PulPul_Pee) June 16, 2020
太宰治は言うまでもありませんが、特に注目すべきはお母さまの津島佑子さん!
2016年に肺がんで68歳という若さでお亡くなりになられましたが、小説家として多数の作品を残され、それらは特に国際的な評価が高く、英語・フランス語・中国語をはじめ8か国もの言語に翻訳され世界中で今も読み続けられています。
2006年4月にNHKの連続テレビ小説「純情きらり」の原案となった「火の山-山猿記」という作品は
- 第34回谷崎潤一郎賞
- 第51回野間文芸賞
を受賞するなど大変話題になりました。
他にも、政治家や作家、学者などいわゆる「頭がよさそう」な親族の方が多数いらっしゃるので、さすがDNAは侮れないなと一般人は思ってしまいますね~。
ですが、実際に石原燃さんの作品を読んだ方々は「太宰治の孫」という枕詞抜きに石原燃さんの作品が素晴らしい!とおっしゃっています。
津島佑子「悲しみについて」の石原燃による解説「人の声、母の歌」https://t.co/jp2GeD5oSm
太宰治の孫(石原燃)が芥川賞候補になったと騒がしい。
そんな血統や因縁は関係なく、これを一読すればわかる彼女の圧倒的な文章表現力。
この人の作品に賞が愚鈍な色を塗りつけてしまうとしたら文化的損失— ころっけうどん (@korokkeudon03) June 16, 2020
石原燃さんの「赤い砂を蹴る」は、文字を追うことで人の生というものの像を結ぶ愉しみにどっぷり浸れる、すばらしく読み応えのある作品だった。戦前から続くブラジルの日系人農場をめぐる分厚い時間の帯に、社会の理解からはじき出された状態で娘の自分を育てていた母の死の記憶が並走していく。→
— 倉本さおり (@kuramotosaori) June 12, 2020
そんな注目の石原燃さんの「赤い砂を蹴る」は7/13に発売されます。
こちらから予約できますよ↓↓
まとめ
この記事では、第163回芥川賞候補に選ばれた石原燃さんのプロフィールについてまとめました。
- 太宰治の孫であり、小説家津島佑子の娘というサラブレット
- ノミネート作品が小説家としてはデビュー作
- 普段は劇作家として活躍中
太宰治の孫というだけでものすごいプレッシャーだろうなと想像します。
必要以上にハードルも上がってしまいそうですし。
ですが、芥川賞という文学賞自体が注目され話題になることはとても良いことだと個人的には思います!
発表の日を楽しみに待ちましょう!
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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