【2020年最新版】伊吹有喜の全作品一覧!文庫化小説や映像化作品まで紹介!

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2014年、2017年、2020年と3度に渡って直木賞候補に選ばれている実力派作家の伊吹有喜さん。

 

私は伊吹有喜さんのポリシーである「どんなことでも真摯に続けていれば、その先に何か新しいことが、開けていく気がする」という言葉がすごく好きです。

出版社、ライターと一貫して文章に触れる仕事を続けてこられた伊吹さんならではの決意が現れていますね。

 

伊吹さんの作品は細やかな心理描写が特徴的で、書いているのは一人の人間なのに、なぜこんなにも色々な立場の人の気持ちがわかるのだろう?と思うような表現が多いです。

 

映像化されている作品もあり、これからもますます注目の作家さんである伊吹有喜さん。

この記事では、伊吹有喜さんの全作品を刊行順に紹介します。

と同時に、

  • 文庫化されている作品
  • 映像化されている作品

も紹介しますので、ぜひ次に読む一冊の参考にしていただければと思います。

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【2020年最新版】伊吹有喜の全作品一覧まとめ!

伊吹有喜さんの現在発売されている全13作品を刊行順に紹介します。

文庫化作品には<★文庫化>と書いてあります。

風待ちのひと/2009年

<★文庫化>

あらすじ“心の風邪”で休職中の39歳のエリートサラリーマン・哲司は、亡くなった母が最後に住んでいた美しい港町、美鷲を訪れる。 哲司はそこで偶然知り合った喜美子に、母親の遺品の整理を手伝ってもらうことに。 疲れ果てていた哲司は、彼女の優しさや町の人たちの温かさに触れるにつれ、徐々に心を癒していく。 喜美子は哲司と同い年で、かつて息子と夫を相次いで亡くしていた。 癒えぬ悲しみを抱えたまま、明るく振舞う喜美子だったが、哲司と接することで、次第に自分の思いや諦めていたことに気づいていく。 少しずつ距離を縮め、次第にふたりはひかれ合うが、哲司には東京に残してきた妻子がいた――。

引用:Amazon

 

 

四十九日のレシピ/2010年

<★文庫化>

あらすじ妻の乙美を亡くし気力を失ってしまった良平のもとへ、娘の百合子もまた傷心を抱え出戻ってきた。 そこにやってきたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。 乙美の教え子だったという彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を伝えにきたのだった。 大切なひとを亡くしたひとつの家族が、再生へ向かうまでの四十九日間を描いた、感動の物語。

引用:Amazon

 

なでし子物語/2012年

<★文庫化>

 

あらすじずっと、透明になってしまいたかった。 でも本当は「ここにいるよ」って言いたかった―― いじめに遭っている少女・耀子、居所のない思いを抱え過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年・立海。 三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。 言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。

引用:Amazon

 

今はちょっと、ついてないだけ/2016年

<★文庫化>

あらすじバブルの頃、自然写真家としてもてはやされた立花浩樹は、ブームが過ぎると忘れられ、所属事務所に負わされた多額の借金を返すうちに四十代になった。カメラも捨て、すべてを失い。自分が人生で本当に欲しいものとは、なんだったのか?問い返すうち、ある少女からの撮影依頼で東京へ行くことになった浩樹は、思いがけない人生の「敗者復活戦」に挑むことになる。

引用:Amazon

 

ミッドナイト・バス/2014年

<★文庫化>

あらすじ故郷に戻り、深夜バスの運転手として働く利一。
子供たちも独立し、恋人との将来を考え始めた矢先、バスに乗車してきたのは、16年前に別れた妻だった。
会社を辞めた長男、結婚と仕事の間で揺れる長女。
人生の岐路で、忘れていた傷と向き合う家族たち。
バスの乗客の人間模様を絡めながら、家族の再出発を描いた感動長篇。

引用:Amazon

 

BAR追分/2015年

<★文庫化>

あらすじ新宿三丁目交差点近く―かつて新宿追分と呼ばれた街の「ねこみち横丁」の奥に、その店はある。そこは、道が左右に分かれる、まさに追分だ。BAR追分。昼は「バール追分」でコーヒーやカレーなどの定食を、夜は「バー追分」で本格的なカクテルや、ハンバーグサンドなど魅惑的なおつまみを供する。人生の分岐点で、人々が立ち止まる場所。昼は笑顔かかわいらしい女店主が、夜は白髪のバーテンダーがもてなす新店、二つの名前と顔でいよいよオープン!

引用:Amazon

 

オムライス日和 BAR追分/2016年

<★文庫化>

あらすじ有名電機メーカーに勤める菊池沙里は、大学時代にゼミで同期だった宇藤輝良と再会する。卒業して五年、宇藤は「ねこみち横丁振興会」の管理人をしながら、脚本家になる夢を追い続けているという。数日後、友人の結婚式の二次会後に、宇藤がよくいるというねこみち横丁のBAR追分に顔を出した沙里だったが…

引用:Amazon

 

今はちょっと、ついてないだけ/2016年

<★文庫化>

あらすじバブルの頃、自然写真家としてもてはやされた立花浩樹は、ブームが過ぎると忘れられ、所属事務所に負わされた多額の借金を返すうちに四十代になった。カメラも捨て、すべてを失い。自分が人生で本当に欲しいものとは、なんだったのか?問い返すうち、ある少女からの撮影依頼で東京へ行くことになった浩樹は、思いがけない人生の「敗者復活戦」に挑むことになる。

引用:Amazon

 

情熱のナポリタン―BAR追分/2017年

<★文庫化>

あらすじかつて新宿追分と呼ばれた街の、“ねこみち横丁”という路地の奥に「BAR追分」はある。“ねこみち横丁”振興会の管理人をしながら脚本家を目指す宇藤輝良は、コンクールに応募するためのシナリオを書き上げたものの、悩んでいることがあって…。両親の離婚で離れて暮らす兄弟、一人息子を育てるシングルマザー、劇団仲間に才能の差を感じ始めた男―人生の分岐点に立った人々が集う「BAR追分」。客たちの心も胃袋もぐっと掴んで離さない癒しの酒場に、あなたも立ち寄ってみませんか?

引用:Amazon

 

カンパニー/2017年

<★文庫化>

あらすじあなたって、どこでも傍観者なのね。家を出た妻にそう告げられ、47歳の会社員・青柳誠一は呆然と佇む。そして災厄は会社でも――。窓際部署に異動か、社が後援するバレエ団への出向、どちらかを選べと迫られた青柳は「白鳥の湖」公演の成功を目指すことに。スポーツトレーナーの瀬川由衣や天才バレエダンサー・高野悠らと共に突き進むが、次々と困難が……! 読めば力湧く崖っぷちお仕事小説。

引用:Amazon

 

彼方の友へ/2017年

あらすじ「友よ、最上のものを」戦中の東京、雑誌づくりに夢と情熱を抱いて―― 平成の老人施設でひとりまどろむ佐倉波津子に、赤いリボンで結ばれた小さな箱が手渡された。「乙女の友・昭和十三年 新年号附録 長谷川純司 作」。そう印刷された可憐な箱は、70余年の歳月をかけて届けられたものだった―― 戦前、戦中、戦後という激動の時代に、情熱を胸に生きる波津子とそのまわりの人々を、あたたかく、生き生きとした筆致で描く、著者の圧倒的飛躍作。

引用:Amazon

 

地の星 なでし子物語/2017年

あらすじ遠州峰生の名家・遠藤家の邸宅として親しまれた常夏荘。 幼少期にこの屋敷に引き取られた耀子は、寂しい境遇にあっても、屋敷の大人たちや、自分を導いてくれる言葉、小さな友情に支えられて子ども時代を生き抜いてきた。 時が経ち、時代の流れの中で凋落した遠藤家。 常夏荘はもはや見る影もなくなってしまったが、耀子はそのさびれた常夏荘の女主人となり―。

引用:Amazon

 

天の花 なでし子物語/2018年

あらすじ地方の名家(静岡県天竜川沿い)を舞台に、異なる世代の二人の女性が、自分自身の生を獲得していくさまを力強く描きだす感動作。 18歳になった耀子は、誰にも告げずに常夏荘をあとにした。 バスの中、4年前のあの夏を思い出す。 久しぶりに常夏荘を訪れた立海と過ごした日々―。

引用:Amazon

 

雲を紡ぐ/2020年

あらすじ「分かり合えない母と娘」
壊れかけた家族は、もう一度、一つになれるか?
羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布・ホームスパン」をめぐる親子三代の「心の糸」の物語。
いじめが原因で学校に行けなくなった高校生・美緒の唯一の心のよりどころは、祖父母がくれた赤いホームスパンのショールだった。
ところが、このショールをめぐって、母と口論になり、少女は岩手県盛岡市の祖父の元へ家出をしてしまう。
美緒は、ホームスパンの職人である祖父とともに働くことで、職人たちの思いの尊さを知る。
一方、美緒が不在となった東京では、父と母の間にも離婚話が持ち上がり……。
実は、とてもみじかい「家族の時間」が終わろうとしていた――。

引用:Amazon

伊吹有喜の映像化作品まとめ

伊吹有喜さんの映像化作品を紹介します。

映画化作品

映画化されている作品は2作品あります。

四十九日のレシピ

  • 公開日:2013年11月9日
  • 監督:タナダユキ
  • 主演:永作博美

ミッドナイト・バス

  • 公開日:2018年1月27日
  • 監督:竹下昌男
  • 主演:原田泰造

ドラマ化作品

ドラマ化作品は四十九日のレシピ1作品のみです。

  • 2011年2月15日〜3月8日
  • NHK「ドラマ10」枠で放送
  • 主演:和久井映見

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2020.05.26

 

まとめ

今回は、直木賞候補に三度も選ばれている注目の作家さん、伊吹有喜さんの全作品をまとめて紹介しました。

 

伊吹さんの作品は心理描写が非常に細やかなので、自分が体験したことがない立場(私は女性ですが、例えばおじいちゃんなど)の登場人物にも感情移入してしまったりという、小説ならではの体験をさせてくれることがあります。

 

こういう心理描写を大切にされる作品の場合は、私個人としては時間制限のある映像作品よりも、ぜひ原作小説で楽しみたいと思う派です。

 

未読の作品がある方は、ぜひあらすじ感想を参考に次の作品を選んでいただけたらと思います。

 

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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