【半沢直樹】前回ドラマのラストはなぜ出向になった?理由を考察!

銀行の外観画像

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2013年の大ヒットドラマ「半沢直樹」が7年ぶりに帰ってきますね!

 

銀行が舞台ということで堅苦しい雰囲気かと思いきや、

  • やられたらやり返す、倍返しだ!などの名言
  • 大和田常務(香川照之さん)の顔芸
  • 黒崎検査官(片岡愛之助さん)の強烈なオネエキャラ

等々、ストーリー以外にも話題に事欠かないドラマで、個人的にも大好きな作品です!

 

今回続編が放送されるということで大変話題になっていますが、前回ドラマのラストは「半沢直樹が出向!?」という衝撃のシーンで終わっています。

 

ドラマをしっかり見ていたとしても「えっ!?なんで!?」という終わり方になっているんですよね。

 

そこでこの記事では、半沢直樹がなぜ出向になったのかについて

  • 理由
  • 経緯

を紹介します。

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【半沢直樹】前回ドラマのラストはなぜ出向になった?

2013年に放送されたドラマでは、「半沢直樹が出向!?」というシーンがラストという、視聴者にとっては「えぇ!?何?続編あるの?映画化??」等々、ものすごーーーく先を期待させるかのような終わり方をしました。

 

そもそもなぜ半沢直樹は出向になってしまったのでしょうか?

 

それは、一言で言うと「やりすぎたから」です。

 

「倍返しだ!」とか「百倍返しだ!」なんて言いながら、銀行内外の悪いヤツをボッコボコにやっつけてきた半沢でしたが、最後の相手は大和田常務でした。

もはや顔芸のイメージが強いですがww

 

大和田常務は確かに悪いヤツだったんです、とても。

でも、メガバンクの常務取締役ですから、超大物ですよね。

その超大物をボッコボコにやっつけて半沢は道を正したわけですが、だからと言って「半沢、よくやった!」とはならなかったんですね。

  • 相手が大物すぎたこと
  • 容赦しないやり方への反発があったこと

 

あとは、銀行内での派閥の絡みもあって、半沢も処分を受けることになってしまいました。

 

理不尽な気もしますが、これが組織というものなんでしょうね。

そして確かに半沢はやりすぎ(^-^;

現実世界で同じことやったら、出向では済まない気もしますね。

 

では、

  • なぜ大和田は悪いヤツだったのか
  • なぜ半沢から倍返しされなければならなかったのか

詳しい経緯について説明していきます。

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【半沢直樹】出向になってしまったのは大和田常務が相手だったから?

半沢直樹は大阪西支店時代からけっこう強引なやり方で悪いヤツをコテンパンにやっつけてきましたが、出向になってしまったのはやはり相手が大和田常務だったからです。

 

ではここで、半沢直樹と大和田常務の間にどんなバトルがあったのかを振り返ってみましょう。

 

伊勢島ホテルとタミヤ電機

東京中央銀行の営業第二部次長となった半沢は、「伊勢島ホテル」を担当するように命じられます。

伊勢島ホテルは倒産の危機に追い込まれていましたが、東京中央銀行の担当者はその情報を事前につかんでいたにも関わらず、200億円もの融資を行ったばかりでした。

 

これは何かあるのでは?と半沢の勘が働きます。

 

そこへ登場するのがオネェキャラの金融庁検査官の黒崎。

金融庁検査対策のために半沢が徹底的に調査した結果、裏に大和田常務の存在があることを突き止めます。

 

一方、半沢の同期の近藤が出向しているタミヤ電機でも、不自然な金の動きがあることに近藤が気づき、調査を進めて行くと社長の田宮と大和田常務の妻が繋がっているという事実に行きつきます。

半沢と近藤はそれぞれのフィールドでそれぞれの闘いを繰り広げていたのですが、その裏にはどちらも大和田常務がおり、偶然にも共通の敵となっていたことが判明する、というのが前回ドラマ後編のメインストーリーでした。

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大和田常務へ百倍返し!

タミヤ電機の迂回融資に関わっていることが近藤にバレてしまった大和田常務は、必死に火消し行動に走ります。

片道切符の出向となっていた近藤に対し「今回のことを黙っていれば銀行員に戻してやる」と意地の悪い交渉を持ち掛けます。

 

近藤は家族のことを考え、半沢を裏切るような形になることを心苦しく思いながらも大和田常務の提案を受け入れることにします。

 

これにより再び窮地に立たされる半沢でしたが、大和田の取り巻きの一人・岸川の弱みを握ることで、取締役会で見事大和田の不正をすべて暴くことに成功します。

百倍返しの爽快シーンです。

 

半沢の行動はやりすぎ!?

大和田常務が不正を働いていたことは事実ですし、刑事告訴されるような内容だったのですが、それでも半沢がやったことは手放しに賞賛されるものではなかった、これが今回の「なぜ出向することになったのか?」につながる最大のテーマです。

 

半沢が今回ターゲットにした相手は

  • 大和田常務
  • 岸川部長

などいわゆる旧東京第一銀行の重役でした。

東京中央銀行は「東京第一銀行」と「産業中央銀行」が合併してできた銀行ですが、合併後も旧T、旧Sといった派閥争いがずっと続いていたんですね。

中野渡頭取は旧産業中央の人間。

半沢も産業中央銀行時代に入行していますので旧産業中央の人間です。

 

そして今回コテンパンにやっつけた大和田常務は旧東京第一の人間。

 

取締役会という重役が一堂に会する場で、大和田常務が言い逃れできないほど追いつめた、そのことで旧東京第一派から半沢に対する反発が起こっているというのです。

中野渡頭取は、行内融和に力を入れていたので、旧東京第一派に納得させるため、半沢にも処分を下した、というのが今回の出向理由です。

 

当事者の半沢には到底納得できる人事ではないでしょうが、確かにやりすぎですねw

 

そんなところも含めて半沢直樹は面白いんですけど(^^♪

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まとめ

今回は、2013年半沢直樹ドラマのラストで、なぜ半沢は出向になったのか?をまとめました。

  • ズバリ、半沢はやりすぎたから
  • 悪いやつとはいえ相手が大物すぎた
  • 銀行内の派閥争いに巻き込まれた

 

半沢は確かに誰が見てもやりすぎなんですが(普通の会社員だったらあり得ないw)、でもドラマだし、最後までスカッとして終わるのかな~♪と思っていたところにまさかの出向というラストだったので、それも含めて、本当に面白いドラマでした!

 

2020年ドラマでもぜひ大暴れしてもらいたいですよね~!

 

毎週の放送を楽しみにしたいと思います。

 

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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